エリザベス女王、英王室を非難するドキュメンタリー制作を許可していた?

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エリザベス女王、英王室を非難するドキュメンタリー制作を許可していた?

3月のオプラ・ウィンフリーのインタビューも相当な衝撃だったことは間違いないが、現地時間5月21日にオンエアされたApple TV+のドキュメンタリー「The Me You Can't See」でヘンリー王子が、チャールズ皇太子の子育てを赤裸々に非難。その育て方はエリザベス女王から受け継がれたものであり、また母ダイアナ妃の死で心の病に苦しんでいたヘンリー王子が助けを求めたことに対して、英王室が「無視」を貫いていたと明かすなど、孫から直接的な猛攻撃を受けたことによる、エリザベス女王のショックは想像に難くない。

しかし、エリザベス女王はヘンリー王子に、このドキュメンタリーシリーズ制作を許可していたのだという。

「2018年に、ヘンリー王子からメンタルヘルスについてのドキュメンタリー制作に携わりたいと言われたエリザベス女王は、孫の想いをくみ取って許可したのです。ヘンリー王子は、イギリス陸軍にも入隊した軍人で、負傷軍人のためのスポーツ大会インビクタスゲームなどを立ち上げており、日ごろから退役軍人が、一般社会に適応するのは容易ではないことから、彼らのメンタルヘルスの重要性を語っていたからです。ヘンリー王子はエリザベス女王だけでなく、メーガン妃の父トーマスともメンタルヘルスについて話してきたのです」

「このドキュメンタリーで扱うのは退役軍人のメンタルヘルスについてだと思っていたエリザベス女王は、まさか孫が英王室への個人攻撃の手段に使うなどとは想像もしていなかったので、裏切られた悲しみは計り知れません。子育てについて個人攻撃を受けたチャールズ皇太子はもちろんのこと、エリザベス女王は本当に打ちのめされています。王室周辺での、ヘンリー王子に対する信頼は完全に失われました」と英王室に近い関係者が「Daily Mail」などに語っている。

このドキュメンタリーは、ドキュメンタリー内に登場する、今夏第2子を出産予定のメーガン妃のお腹がフラットであることからもわかるように、2年以上の歳月をかけて制作されている。

これについてネットユーザーたちからは、「最初はそのつもりだったけれど、メーガン妃にそそのかされてその気になってしまったのでは?」「 2019年1月のロイヤル・アルバート・ホールでの公務の時に、メーガン妃が自死願望を告げて、会場が暗くなってから泣き出した時が決定的だったと言っていたから、ヘンリー王子の気持ちも変わったのかもしれないですね」「オプラは、故ダイアナ妃をマインドコントロールしたBBCの元記者と同じ。彼女たちが作りたいもののために、ヘンリー王子はどんどん英王室と敵対する方向に導かれていった」といった声が寄せられている。

同シリーズは5エピソードで構成されており、フィリップ王配を亡くしたばかりのエリザベス女王の心労と体調が懸念されている。

文/JUNKO

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