『映画大好きポンポさん』小原好美&木島隆一が告白する、若手俳優の“声優参戦”がもたらした化学反応

インタビュー

『映画大好きポンポさん』小原好美&木島隆一が告白する、若手俳優の“声優参戦”がもたらした化学反応

pixiv上で瞬く間に80万ビューを超えた杉谷庄吾【人間プラモ】による漫画が、劇場アニメ『映画大好きポンポさん』(6月4日公開)となってスクリーンに登場する。映画制作を通して、“自分”を見つけだしていく人々を描く映画愛に満ちあふれた本作。MOVIE WALKER PRESSでは、タイトルロールにもなっているポンポさん役の小原好美と、映画オリジナルキャラクターとなるアラン役の木島隆一を直撃。実力派声優の2人が、本作で声優に挑戦した若手俳優の清水尋也と大谷凜香の印象を明かした。

「緊張して現場に入りました」(小原)、「清水くんと大谷さんを見守る小原さんは、まるでポンポさん!」(木島)

【写真を見る】ポンポさんを演じる声優の小原好美がインタビューに登場!
【写真を見る】ポンポさんを演じる声優の小原好美がインタビューに登場!

主人公となるのは、敏腕映画プロデューサー、ポンポさんのもとで製作アシスタントをしている青年ジーン(清水)。映画を撮ることに憧れつつも、自分には無理だと卑屈になっていたジーンが、ポンポさんに才能を見いだされ、映画監督に大抜てき。新人女優のナタリー(大谷)をヒロインに迎えて、映画撮影に挑む姿を描く。木島は、ジーンのハイスクール時代の同級生で、エリートコースを進む銀行員のアラン役を演じている。

人と作品を見る目、そして魅力的な人間性と強い決断力という映画づくりの才能を持ち合わせたポンポさんを躍動感たっぷりに演じたのが、小原だ。「かわいらしい外見だけど、中身は大人。オーディションの時から彼女の魅力に惹かれていた」そうで、ポンポさん役を手にして「本当に光栄です」と感激しきりの小原。「少女であり、女性である彼女を演じることは、私にとって挑戦でもありました」と新境地に挑んだという。

ポンポさんのもとで成長していくジーンを、清水尋也が演じている
ポンポさんのもとで成長していくジーンを、清水尋也が演じている[c]2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

アフレコ現場を振り返ってもらうと、小原は「いい風に乗って、ポンポさんを演じられた」と大きな笑顔。それは、ジーン役の清水と、ナタリー役の大谷の存在が大きいと打ち明ける。

「いつもは実写で演技をされている役者さんと掛け合いをすることも、なかなかない経験です。私自身、緊張して現場に入りました」というが、「清水さんと大谷さんにお会いした瞬間から、お二人の“この作品をよいものにしたい”という気持ちが、ものすごく伝わってきて。これなら大丈夫だと感じましたし、もし私が応援することで、なにか変わるならば…という想いで見守っていました」と告白。「スタッフさんたちも“とにかく楽しくやろう”という雰囲気を作ってくださって、お二人を見守ってくれた。そういった、本作独特の現場の雰囲気があったからこそ、私も楽しんでポンポさんを演じることができました」と充実感を語る。


映画オリジナルキャラクターのアランを演じた木島隆一
映画オリジナルキャラクターのアランを演じた木島隆一

「途中からアフレコに参加した」という木島は、「ある程度のチーム感ができあがったところに、入らせていただきました。すると現場では、小原さんが、清水くんと大谷さんに対して“お姉さん”のような存在になっていました」と楽しそうににっこり。

「後ろからお二人を見守り、励ましつつ、アフレコに臨んでいた。ものすごくステキな座組みができあがっているなと思いましたし、だからこそ、僕も安心してアフレコに挑むことができました。3人に感謝したいです」とお礼を述べると、小原は「この現場、いい人しかいない!」とお茶目に涙を拭うふりをして、2人で大爆笑。木島は「きっと小原さんも緊張されていたはず。でも清水くんは声優初挑戦、大谷さんも劇場アニメは初めてということを聞いて、『私がしっかりしなければ!』と思われたんだろうなと。僕は小原さんのそういった姿を見て、『かっこいい』と思いました。まさにポンポさんでしたよ!」と現場をリードした小原を絶賛する。


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