ヘンリー王子夫妻に女児誕生!名前は女王のニックネームに…事前に相談は?
ヘンリー王子とメーガン妃に、現地時間の6月4日、第2子となる女児が誕生したことがわかった。
2人が、6月6日に広報を通じて公式に明らかにしたもの。またアーチウェル財団のウェブサイトでは、「ヘンリー王子とメーガン妃ことサセックス公爵夫妻は、娘のリリベット・”リリ”・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザーを迎えたことをとても嬉しく思っています。リリは、カリフォルニアのサンタ・バーバラにあるサンタ・バーバラ・コテージ病院の信頼できる医師とスタッフらのもとで6月4日の午前11時40分に誕生しました。体重は7ポンド11オンス(約3487グラム)で、母子ともに健康で自宅に戻っています」と、第1子アーチーの時とは違って、出産した病院名などの詳細を明らかにしている。
またリリベットという名前については、曾祖母エリザベス女王のニックネームであること、ミドルネームは祖母であるダイアナ妃を称えてダイアナと命名したことも明らかにしている。エリザベス女王にとっては11人目のひ孫で、王位継承8位となる。
女児の名前を巡っての賭けでは、ダイアナという意見も多かったが、さすがにミドルネームに留めたよう。一方で、3月にフィリップ王配の病床中に英王室を攻撃し、さらに5月にはヘンリー王子が英王室の子育て法やあり方を非難したことで、完全に英王室を敵に回してしまったことから、女王に配慮した名前になることも予想されていた。しかし「The Guardian」などによれば、リリベットは、幼少時代に、まだエリザベス女王が自分の名前を明確に発音できなかったことから家族が付けたニックネームで、家族亡きあとこの名前で女王のことを呼んでいたのはフィリップ王配だけだったと思われる。
ヘンリー王子夫妻は、娘に2人の愛の結晶ともいえる呼び名をつけることで義理を果たしたかったのかもしれないが、フィリップ王配亡きあと、誰もこの名で呼んでくれることがなくなったであろうエリザベス女王に相談があったかなどは明らかになっておらず、またもや物議を醸しそうだ。
この1日前には、英王室の公式ウェブサイトのロイヤルファミリーメンバーの紹介順位で、ヘンリー王子夫妻がアンドルー王子、アン王女、エドワード王子と妻のソフィー妃の下に下げられており降職の事実が歴然となったばかり。英王室側は定期的なメンテナンスをしているが、これまでシニアメンバーを退いたにもかかわらず、順位はウィリアム王子夫妻の次だった。
女児誕生については祝福の声が多くある一方で、「本当はダイアナとつけたいところだけど、さすがに控えたのでしょう」「風向きが悪くなってご機嫌伺いなのかもしれませんね」「土壇場で名前を変更したのでは」といった声もあるようだ。
今回の娘の誕生に際して財団のウェブサイトでは、財団を通じてギフトを考えている人に、女性や子どもたちをサポートする財団に寄付することを提案。またメーガン妃は6月8日に絵本作家デビューを果たすことになっており、これまで明らかにしていなかったものの、出産時期と抜群のタイミングで、さすがの戦略だったと言えるかもしれない。
文/JUNKO