ヘンリー王子夫妻、英王室の公式ウェブサイト上で正式に降職!?

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ヘンリー王子夫妻、英王室の公式ウェブサイト上で正式に降職!?

ヘンリー王子夫妻が現地時間6日に、第2子となる女児が6月4日に誕生したことを明らかにしたが、さらにその1日前には英王室の公式ウェブサイト上で、夫妻の降職が明らかになった。


夫妻は2月に王室の正式離脱を宣言しており、シニアロイヤルの座からも外れている。またエリザベス女王は苦肉の策として、英王室のメンバーとして職務を行わないヘンリー王子夫妻の様々な称号や役職を剥奪していることから、本来であればすぐに紹介の順序が変わっても不思議ではない。

王室のキーメンバーの紹介で、これまではエリザベス女王、チャールズ皇太子とカミラ夫人の下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順番だった。しかしこの度、エリザベス女王の下にチャールズ皇太子とカミラ夫人、その下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にアン王女とアンドルー王子、その下にエドワード王子とソフィー妃となっており、王位継承順位1位のチャールズ皇太子と妻、2位のウィリアム王子と妻のほかは、エリザベス女王の子どもたちが誕生順に並んでおり、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順序に変わっている。

かねてからネットユーザーたちからは、「英王室のメンバーとして公務を行わないのになぜここにいるのでしょうか」「ウェブサイトから削除でいいのでは」といった声が寄せられているが、「Us Weekly」などは今回の件について、ウェブサイト上で微妙に役割を変化させている降職などと報道。

また「Evening Standard」などが王室専門家の話として、今回の順序変更について、「職務に順序をつける必要はないかもしれませんが、ヘンリー王子夫妻はシニアロイヤルではなくロイヤルメンバーとしての役割を持ちません。また夫妻の王室離脱後のエドワード王子とソフィー妃の貢献度は目覚ましく、当然のことと言えます」と伝えている通り、エドワード王子夫妻は最近の「The Telegraph」のインタビューで、ヘンリー王子夫妻のインタビューについて、「聞いていないし知りません」と冗談交じりで答えつつ、「何があっても私たちは家族です」とロイヤルらしい神対応。ソフィー妃は、フィリップ王配の死後ますますエリザベス女王を支える大事な役割を担っており、当然の入れ替わりと言えそうだ。

また否定したものの、未成年性的搾取疑惑をかけられて公務から退いたアンドルー王子は、フィリップ王配の病床中に、エリザベス女王に犬をプレゼントするなど女王を全面サポート。女王を支える気持ちがあるうえに、FBIへの捜査に協力すれば、徐々に役割を増す可能性がある。

そして今回のアン王女の大躍進については、誕生順と言えば説明が簡単だが、実際には今回の件の立役者であり、今後の英王室で重要な役割を果たすことの現れだという。

メーガン妃が3月のインタビューで、「生まれてくる子どもについて、英王室のなかで肌の色を気にする声があった」と語った件について、メーガン妃に苦言を呈したのはアン王女ではないかという説もある。王室ジャーナリストのレディ・コリン・キャンベルが、「アン王女は、肌の色を気にしていたのではなく、メーガン妃が英王室に嫁いだという自覚がなく、米国の文化を曲げないので、後々トラブルになりかねないという意味で苦言を呈した」と語っている通り、アン王女は結婚に賛成していなかったと言われている。「結婚を許した結果がこれなので、これ以上エリザベス女王を矢面に立たせて傷心させることがないよう、アン王女が客観的な立場でヘンリー王子夫妻への対策を仕切ることになるでしょう。女王の子どもたちのなかで、一番女王の気質を継いでいるのはアン王女なのです」と王室に近い関係者が語っており、この順序には大きな意味があるようだ。

現在はまだサセックス公爵と公爵夫人の名も、王位継承権もあるヘンリー王子とメーガン妃だが、チャールズ皇太子の代に変わった際の布石として、今後の動向が注目されている。

文/JUNKO

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