岡田准一、平手友梨奈に“前髪アップ”のアドバイス!堤真一が「岡田くん、お父さんみたい」
岡田准一主演のアクション映画第2弾『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の公開初日舞台挨拶が丸の内ピカデリーで開催され、岡田をはじめ、木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗、江口カン監督が登壇。共演者陣が、平手の意外な素顔を明かした。
どんな相⼿も6秒以内に仕留めるという伝説の殺し屋ファブル(岡田)が、訳ありの少女・ヒナコ(平手)を救うために、過去の事件でファブルに因縁を持つ宇津帆(堤)とのバトルに挑む姿を描く本作。岡田は「戦ってつくった作品。そういった作品を、皆さんに届けられる幸せを感じています」と挨拶し、会場から大きな拍手を浴びた。
あらゆる人の“表と裏”の顔が描かれる映画の内容にちなみ、“共演者の意外な裏側”について明かすことになったこの日。岡田は「平手さん」と口火を切り、「今日、めっちゃ緊張しているっぽい」と平手を見てにっこり。「今朝、僕が持っているラジオの収録をさせてもらった。その時には、(前)髪を下ろしていたんです。なにかあると、顔を見せたくないからって髪を下ろす。その収録の後に『上げたほうがいいよ』と言ったら、いま見てください。全力で(前髪が)上がっています」と自分のアドバイス通り、平手が前髪を上げておでこ全開にしていることを喜んだ。
平手が「そうやって言われるのが嫌だった」と照れると、岡田は「ちゃんと顔を見せて、明るくいたほうがいいよと言ったら、上げてきた。えらいなあ」とご満悦の表情。平手は「そうですね。言うことを聞きました」とさらに大照れになり、岡田は「聞かざるを得なかった」と笑顔を見せていた。
堤も「平手さんかな」とコメント。「岡田くんが、ほとんどお父さんみたいな状態だったもんね」と印象を語り、岡田も「そうです。お父さんって呼ばれている。『ご飯食べなさい』とか『髪の毛あげなさい』とか(言っている)。ずっとお父さん」と肯定。現場では平手の緊張を感じていたという堤だが、撮影が進むごとに「岡田くんとすっかり親子関係を築かれていた。明るくいたので、安心しました」と2人の様子にほっこりしたことを明かしていた。
また木村と佐藤も、「平手さん」とのこと。木村は「膝に乗ってくれたり、『写真を撮ろう』と言ってくれたりするわりに、連絡をしても返事を返してくれない。ご飯に行こうと誘っても、まだガードが解けていないみたいで。いつ行ってくれますか?」としょんぼり。平手は「ごめんなさい」と平謝りで、「連絡を見るのが遅い。夜中に(メールを)開くと、こんな夜中に返していいのかなといろいろ悩んだりする。ごめんなさい」と釈明。木村は「私の“好き”が一方的じゃないことがわかっだけで大満足です!」と声を弾ませていた。
佐藤は、平手との初対面が印象的だそうで、「その時の平手さんは、まるで怪物を見たような、ものすごい目の開き方をしていた。『これ、顔なのか!?』って思ったんだと思う」と述懐し、平手は「まったくそんなこと、1ミリも思っていないです!」とタジタジになっていた。
取材・文/成田おり枝