ヘンリー王子、ファーストクラスで単身英国入り!
6月25日の金曜日、ヘンリー王子が故ダイアナ妃像の除幕式に出席するため、単身で英国の地に降り立った。
黒いキャデラックの後部座席に乗ってロサンゼルスのLAX空港に到着したヘンリー王子は、アメリカン航空134便のファーストクラスに搭乗し、英時間25日の午後12時30分ごろ、ヒースロー空港に到着。まもなく英国側が用意した警備の車と、プライベートセキュリティを乗せた焦げ茶のフォルクスワーゲンのバンが空港を去り、宿泊するウィンザーのフロッグモア・コテージに到着したと「The Sun」などが伝えている。
かつては移動時にエコノミークラスに搭乗するサプライズもあったヘンリー王子だが、「Daily Mail」にはビジネスクラスに搭乗したナタリーという女性が、「昼寝をした後、ストレッチのために通路を往復していたら、ファーストクラスに、ヘンリー王子にソックリな人が寝ていたんです。本当に彼なの?まさか、王子が寝てるなんてありえないと目を疑いました。友達にも話したけれど、彼女は信じてくれませんでした。ロンドンまでヘンリー王子と一緒だったとしたらすごいことですよね」と語っているが、ヘンリー王子を敬愛しているというエリックという男性は、「彼が乗っていたらわかるはずなんですけどね。会ったら『こんにちは』とあいさつしたかったのに残念です」と証言。
妻と子ども2人と搭乗したアレックスという男性は、「ヘンリー王子が乗っているなんて思いもしないし、とても静かなフライトで、周囲の人を気にもかけませんでした」。ジェニファーという女性も、「私も通路を何度か往復しましたが、気が付かなかったです。でもLAだから普通のことですよね。彼が一緒のフライトだったら、とてもクールです」と語っており、ビジネスクラスではなくファーストクラスに搭乗していたことは間違いなさそう。ヒースロー空港では一般人が使用する国際線とは別のゲートを利用していたため、目撃されないまま、無事にフロッグモア・コテージに到着したようだ。
ウィリアム王子との確執で日帰りではないかとも伝えられていたが、コロナ禍にあって、さすがに例外は認められなかった模様。現在英国では、3つにカテゴリー分けされた国のうちの、アンバーに属する米国から英国への入国時は、10日間の自己隔離が義務付けられており、検査キットによる2日目及び8日目の検査で陰性である必要があるが、別途申請したPCR検査で2日目及び5日目に陰性となれば、隔離期間は5日間に短縮されるため、7月1日に行われる除幕式から逆算しての入国と考えられている。
フロッグモア・コテージは、フィリップ王配の葬儀の際も宿泊していたと言われており、現在、唯一良好な関係を保っているという従妹のユージェニー王女夫妻と、2月に誕生した男の子オーガストの3人の家族が暮らしている。5つのベッドルームを所有するお屋敷で、2022年3月までヘンリー王子はこの家の賃貸料を支払っているため、使用する権利がある。
文/JUNKO