チャールズ皇太子、ヘンリー王子の主張との食い違いを指摘も…メーガン妃友人が反撃
ヘンリー王子が、3月のオプラ・ウィンフリーのインタビューで、「王室離脱によって、昨年の第1四半期で、チャールズ皇太子から経済的な援助を断ち切られた」と発言したことについて、チャールズ皇太子側が反撃。クラレンス・ハウスの上席広報担当によれば、「昨年1月に、経済的自立を理由に夫妻が英王室離脱を宣言し、3月に離脱した後も2020年の夏までは経済的援助を続けていましたが、自立が達成されたため援助を終了しました」と「Sky News」などが報じている。
英王室が公開した年次報告書によれば、分配比率の詳細は明らかになっていないが、昨年チャールズ皇太子から、ウィリアム王子とヘンリー王子の家族に、合計450万ポンド(約6億9000万円)が捻出されており、昨年の夏まではヘンリー王子夫妻にも、それ相応の額のサポートをしているという。
しかしまたもや、ヘンリー王子夫妻の友人で、王室ジャーナリストのオミッド・スコビーが、自身の公式Twitterで反論。その主張というのが、「いろいろと混乱する報道があるが、チャールズ皇太子とヘンリー王子の、財政援助の終了時期の主張は同じです。英国の財務会計年度は4月から始まるので、第1四半期は4月から6月まで。ヘンリー王子がオプラに話したことと同じ」というもの。
オミッドのTwitterには、「ヘンリー王子が嘘をついてないということを証明してくれてありがとう」「ヘンリー王子は、上半期ともいってる(6月まで)。揚げ足取りはやめてほしい」といった擁護のツイートが寄せられている。
しかし一方でメディアには、「財政面で独立すると言ってるのだから当然」「離脱してからももらっているのが厚かましい」「十分な収入の見込みができて独立したはずなのに、まだお金をせびろうと?」といった声も寄せられている。
ヘンリー王子はインタビューで、「昨年の第1四半期でチャールズ皇太子からのお金の援助が打ち切られたため、故ダイアナ妃が遺してくれた遺産で、かろうじて家族の警備費用などを捻出していた」と語っていた。
ヘンリー王子夫妻は、王室離脱に伴い、英国で暮らしていたフロッグモア・コテージの修繕費と1年半分の家賃として240万ポンド(約3億7000万円)を支払っており、2022年3月までは同コテージを使用する権利を保持。現在は、ユージェニー王女夫妻と息子の3人が暮らしている。
文/JUNKO