A・ダニエルズ、C-3POデザインの飛行機に「身震いするほど」大感激!撮影裏話も披露

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A・ダニエルズ、C-3POデザインの飛行機に「身震いするほど」大感激!撮影裏話も披露

シリーズ第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望』の全米公開から40周年のアニバーサリーイヤーとなる今年。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)も待ち望まれるなか、“C-3PO”を演じるアンソニー・ダニエルズが来日を果たし、3月20日に羽田空港で開催されたANA「STAR WARSプロジェクト」の特別塗装機「C-3PO ANA JET」のお披露目式に出席した。

アンソニーは第1作からのシリーズ全7作、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも光り輝く金色のボディが特徴のドロイド“C-3PO”役として出演。唯一、歴代シリーズ8作品すべてに出演しているスター・ウォーズの生きる伝説とも言うべき存在だ。

C-3POの特徴である胴体、首の円盤部分、腹部の配線部分、背中のバッテリーパックなどC-3POのパーツを黄色の機体全体に表現した「C-3PO ANA JET」。機内から晴れやかな笑顔で登場したアンソニーは「日本の皆さまこんにちは。イベントに参加できてとても光栄に思います」と日本語で挨拶。さらには機体にサインを書き込み、大きな拍手を浴びた。

「C-3PO ANA JET」を眺めたアンソニーは「身震いするほど喜んでいます」と大満足の表情。「最初は『スター・ウォーズ』に出たくないと思っていた」と驚きの告白をし、「1975年にジョージ・ルーカスにお会いした際、事務所に飾ってあったC-3POのコンセプト画を見た。実はボーイングのデザイナーだった方がC-3POのデザインをしていました。その時に見た絵が私の人生を変えてくれた。C-3POに一目惚れをしてしまったんです。それを今度はANAが飛行機にしてくれた」と自らの思い出とともに、感激の思いを語った。

「C-3POにオマージュを抱いたデザイン。ひとつひとつのパーツを見事に表現してくれた」と興奮しきりのアンソニーだが、サービスたっぷりに撮影エピソードを披露する一幕も。「エピソード1、2、3では後ろから操り人形のようにドロイドを操っていた。しかし石につまづいて転んだ時に、その銀河系にひとつしかないドロイドを壊してしまった」。そして飛行機の底面にはC-3POが背中に装備しているバッテリーパックが描かれていたが、このバッテリーパックについても秘話が。

「C-3POのパックは本物で、目を光らせる電源が入っている。一度スーツのなかで電池がショートしてしまい、あとちょっとで感電死しそうになった」と苦笑い。「C-3POを演じるのはとても大変。でもその価値は大いにあった。C-3POになれて本当にうれしい」と改めて喜びを噛み締めていた。

「C-3PO ANA JET」は3月21日の羽田=鹿児島NH621便に投入後、日本全国の路線に就航予定。【取材・文/成田おり枝】

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