ベアトリス王女、もともとは「アナベル」になるはずだった?女王に相談後に変更

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ベアトリス王女、もともとは「アナベル」になるはずだった?女王に相談後に変更

エリザベス女王の第3子であるアンドルー王子と、1986年から1996年まで婚姻関係にあったセーラ・ファーガソンの長女ベアトリス王女は、王室の公務を担う義務は課されていないが、それでも英王室のしきたりにのっとり、エリザベス女王の判断で、両親の意向とは違う名前に命名されたようだ。

「Evening Standard」によると、当時アンドルー王子が、1988年8月に誕生する第1子について、「娘でアナベルという名前になるだろう」と語っていたという報道があったことを指摘。しかし、王室のしきたりに従ってエリザベス女王に相談したところ、この名前があまりにヤッピー(若手で都市住民たるエリートサラリーマン)だと指摘されたという。エリザベス女王に名前を決める権限はないが、英王室では子どもの誕生を公に明らかにする前に女王に相談するのがしきたりのため、それにのっとった形で、ベアトリス王女と発表されたのは、誕生から2週間後になったと「The Sun」などが報じている。

ベアトリス王女の正式名称はベアトリス・エリザベス・メアリーで、エリザベスはもちろん女王、メアリーは、エリザベス女王の祖母メアリー王妃に敬意を表して名付けられたという。

このことを考えれば、ヘンリー王子夫妻が、6月4日に誕生した第2子の名前について、誕生してからエリザベス女王に“リリベット”と名付けたいと報告したとされ、2日後に誕生を発表したことが、いかに異例なことだったかがうかがえる。

そんなベアトリス王女は、昨年7月にエドアルド・マペッリ・モッツィと結婚し、今年の5月19日に、今秋に第1子が誕生することを明らかに。性別は明らかにしていないが、先月末にビデオメッセージでピンクのワンピースを着ていたことや、友人らとのディナーの際に、ピンクのウサギのぬいぐるみを手にしていたことから、「女の子ではないかとの憶測が広がっている」と「Express」などが報じている。

文/JUNKO

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