字幕版・吹替版をWで鑑賞するファン多数!アニメの激戦を制したのは『SING/シング』
3月18・19日の興収ランキングは、春休み興行本番の3連休ということもあり、家族やグループで楽しめるアニメーション作品が上位を席巻!トップ10のうち7本がアニメーション作品という珍しい結果となった。
そんなデッドヒートを制して首位に輝いたのは、近年『ミニオンズ』(15)や『ペット』(16)でヒット作を量産しているイルミネーション・スタジオの最新作『SING/シング』だ。土日2日間で動員が42万2000人、興収が5億4600万円という記録。公開初週の土日比較が『ミニオンズ』の100.1%、『ペット』の116.8%なので、歴代イルミネーション作品で史上最高のスタートということになる。
字幕版ではマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、日本語吹替版では内村光良、MISIA、長澤まさみをはじめとした豪華スターたちが、劇中で60曲以上のヒット・ソングを披露している本作。その歌唱力を堪能するべく、字幕版と吹替版をダブルで鑑賞する観客も続出しているそう。
また、SNSでは「ほんと面白い、泣きそうになった!!」「凄い鳥肌もんだった、心を揺さぶられる歌だった!」など絶賛コメントが相次いでおり、リピートユーザーや口コミによる効果で、次週の成績にも期待できそうだ。
前週1位のディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』は、1つランクを下げて2位に。土日で動員35万8000人、興収は4億5500万円をあげ、累計記録は早くも155万人動員、興収は20億円超え目前となっている。
続く3位には、“春休み映画の鉄板シリーズ”とも言える『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が好調をキープしてランクイン。そのほか、5位に『映画プリキュアドリームスターズ!』、6位に『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』、9位に『ひるね姫~知らないワタシの物語~』と初登場作品もぞくぞくとランクイン。10位には公開5週目の『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が滑り込んだ。
また、今回『君の名は。』がトップ10圏外に。これまで29週連続で土日の興収ランキングのトップ10にランクインしていたが、ついに記録ストップとなった。【トライワークス】