トニー賞受賞ミュージカルを映画化!『ディア・エヴァン・ハンセン』日本公開が決定&特報解禁
第71回トニー賞で作品賞を含む6部門に輝き、第60回グラミー賞の最優秀ミュージカルアルバム賞、第45回エミー賞のデイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞も受賞したブロードウェイ・ミュージカル「Dear Evan Hansen」。同作を映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』が、11月26日(金)より日本公開されることが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが解禁された。
本作は1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、人とのつながりや“本当の自分”に気付くまでの過程を描いた物語。学校に友だちもおらず、家族にさえも心を開けずにいたエヴァン・ハンセン。ある日彼は、自分宛に書いた手紙を同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日コナーが自ら命を絶ったことを知らされるエヴァン。悲しみに暮れるコナーの両親は、手紙を見つけたことから息子とエヴァンが親友だったと思い込み、エヴァンは彼らを苦しめないように、ありもしないコナーとの思い出を語りはじめることに。
解禁された特報映像では、居場所のない日々を過ごす主人公のエヴァンの嘆きから幕を開け、彼がとっさについた“思いやりの嘘”がSNSを通じて多くの人々に拡散。共感が共感を呼び、彼の人生を大きく変えていく様子が、ミュージカル版につづいてエヴァン役を演じるベン・プラットが歌う名曲「You Will Be Found」に乗せて描きだされていく。
メガホンをとるのは自身のベストセラー小説を映画化した『ウォールフラワー』(12)や、『ワンダー 君は太陽』(17)で知られるスティーヴン・チョボスキー監督。エヴァンの母ハイディ役をジュリアン・ムーアが演じ、コナーの母シンシア役にはエイミー・アダムスと豪華俳優陣に加え、製作には『ラ・ラ・ランド』(16)や『グレイテスト・ショーマン』(17)のスタッフ陣が集結。
心震わす感涙ミュージカルの到来に、期待はふくらむばかりだ。
文/久保田 和馬