安倍なつみ、40歳の誕生日をサプライズでお祝い「実感は全然ないのですが、すごい感謝です」

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安倍なつみ、40歳の誕生日をサプライズでお祝い「実感は全然ないのですが、すごい感謝です」

映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』(8月20日公開)の公開直前トークイベントが8月11日に都内で開催され、日本語吹替版で声優を務めた安倍なつみと、声優の潘めぐみが登壇。イベント前日の8月10日に40歳の誕生日を迎えた安倍を祝い、サプライズの花束が贈られると、安倍は「すいません!」と恐縮しながら、笑顔を見せた。

「パウ・パトロール」は、2019年より放送中の人気アニメシリーズで、NetflixやAmazon Prime Videoなど各種主要配信プラットフォームでも配信されている。街で巻き起こる様々なトラブルを、キュートな子犬たちが解決していくという物語で、潘はパウ・パトロールを率いるリーダーのケント役を、安倍は映画に登場する新キャラクターのリバティ役を演じた。

リバティ役の声優を務めた安倍なつみ
リバティ役の声優を務めた安倍なつみ

「公開が本当に楽しみです」という安倍は、家族からの反響について「いまもテレビでスポットが流れているので、それを観るたびに、ママだ!と大興奮です。家では大騒ぎです」と笑顔を見せる。

3年間、シリーズに携わってきた潘は、今回の映画化について「感無量です。たぶん『パウパト』をたくさん愛し続けてくれた日本のお子さんもそうですし、日米同時公開ということで、世界中の子どもたちも待ちわびてくれていたと思うので、これまでのことをいろいろと思い出します」と目をうるませた。

続いて「パウ・パトロール」のように、パウっと解決したエピソードについて尋ねられると、安倍は「私は2歳と4歳の子どもを子育て中ですが、毎日予想外のことが起きます。兄弟喧嘩やケガをして、頭が真っ白になる出来事も多くて。今日も朝、下の子が頭を派手にぶつけて、血を流してしまったけど『こういうこともあるからね』と、上の子も呼んだら、すごくママの話を聞いてくれました。そういう意味では、日常のささいなことも、パウっと解決できたかなと。子育ては、そういうことの積み重ねなので、自分を肯定して頑張っていきたい」とコメント。


ケント役の声優、潘めぐみ
ケント役の声優、潘めぐみ

潘は「日々仕事で、この台詞、なかなか言いづらいなとか、このシーンをいかにして乗り越えようかってことも、どうにかするのは自分でありながら、私は周りに助けてもらって、どうにかなっている気がします。どっちかというと、(困って)ケントに電話をかけるタイプで、いろんなことがあっても、なんとかなる精神で生きているかな」と語ると、安倍は「謙虚ですね。そんなことを思われてるんですね」と感動していた。

また、本作の収録があった6月3日が潘の誕生日だったが、安倍たちがサプライズで潘をお祝いしたことでキャスト陣の団結力がより強まったとか。そこで今回は逆サプライズで、潘から安倍に花束が贈られた。潘が「その日が安倍さんと『はじめまして』の日でしたが、『パウパト』のケーキで、みなさんと一緒にお祝いしてくださったので、お返しをしたいなという気持ちを込めてます」と言うと、安倍は恐縮して「ありがとうございます。なんだかすいません」と頭を下げた。

安倍は昨日の誕生日について「家族が祝ってくれました。すごい幸せだなと。自分が40歳という実感は全然ないのですが、どうやら現実のようなので」と苦笑いしたあと「40年も生きてこられたのはすごい感謝だなと。感謝の気持ちであふれる1日でした」と満面の笑みで語った。

取材・文/山崎伸子

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