アデル、コンサートで海外からテロ被害者を追悼し熱唱
英国人シンガーのアデルが、ニュージーランドで行われていたコンサートで、ロンドンのウエストミンスターでテロ事件が発生した3月22日の夜、被害者を追悼して熱唱した。
「今日、私の故郷ロンドンでテロ攻撃が発生しました。私は地球の反対側にいますが、ロンドンにも私たちの灯が見え、私たちの声が聞こえるといいと思います」
「自分の家にいないことを奇妙に感じます。こんな日には、自分の家で友人や家族と一緒にいたい。彼らはみんな大丈夫ですが、そうではない人が4人います。今夜、この歌をその人たちに捧げたいと思います」と言ってアデルは「Make You Feel My Love」を歌い始めたと英紙インディペンデントが伝えている。
また、米国で活動している英国出身のコメディアン、ジェームズ・コーデンも、自ら司会を務める番組「Late Late Show」で「今日、僕の故郷ロンドンのウエストミンスターでテロ攻撃が起こりました。今日ニュースを見て、僕は自分が故郷から遠く離れていることを実感しました。遠くにいることは嬉しいことではなく、愛する人たちのそばに一緒にいることができればいいのにと思います」と語った。
また、ハリポタシリーズの原作者J・K・ローリングは「議会制民主主義を守るために一人の警官が命を落としました。彼の命を救うために一人の議員が戦いました。私たちは喪に服し、そして戦いを続けます。ここは私たちが住んでいる国なのです」とツイートし、ボーイ・ジョージも「怒りたいのに、ただ胸が潰れそうだ。もっと警官を。もっと警備を。もっと目を光らせて」とつぶやいている。【UK在住/MIKAKO】
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