森久保祥太郎、『劇場版マジンガーZ』主演に「声優キャリアをかけて演じたい」と熱く意気込む!

映画ニュース

森久保祥太郎、『劇場版マジンガーZ』主演に「声優キャリアをかけて演じたい」と熱く意気込む!

永井豪50周年記念作品となる『劇場版 マジンガーZ(仮題)』の起動記念イベントが3月26日に東京ビッグサイトで開催された「Anime Japan2017」内で行われ、声優の森久保祥太郎、茅野愛衣が登壇。森久保が主人公の兜甲児役を演じることが発表され、「これまでの声優キャリアをかけてバシッと演じたい」と力強く語った。また世界先行公開の決定も発表となった。

「マジンガーZ」は1972年に永井豪によって「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画作品。搭乗型ロボットの祖となる作品で、同年より放送されたTVアニメは最高視聴率30.4パーセントを記録するなど大人気を博した。今回の劇場版の監督は『ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』の志水淳児が務め、マジンガーZに乗り込む主人公・兜甲児と悪との戦いを描く。ヒロイン・さやか役を茅野が演じる。

森久保は、オーディション参加の時点で「スタッフさんの『マジンガーZ』を蘇らせるんだという思いと、受け継ぎながらも2017年らしい『マジンガーZ』を作りたいという思いを感じた」と述懐。「歴史もあって、幅広い方に愛されている作品。不安やプレッシャーが大きい」と吐露しつつも、「これまでの声優キャリアをかけてバシッと演じたい」と語った。

また会場では、どこよりも早く超特報映像が解禁。闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ、“ロボットアニメの原点にして頂点”“それは、神にも悪魔にもなれる”というキャッチコビーの中、足や拳、ブレストファイヤーと思われるパーツが披露された。

ファンの期待も高まるなか、永井からのビデオメッセージも到着した。永井の口からは「世界のみなさんにもお届けします。世界の反響を日本でもまた受け止めてもらえたら」と日本に先駆けて、世界先行公開されることが発表された。また「兜甲児は永遠の若者代表。さやかはヒロイン代表。今の時代の兜とさやかを演じていただけたら」と声優陣への温かな言葉もあり、二人も大感激。

森久保は「作品としても歴史があって、僕も子供の頃に見ていたもので、大先輩がやられていた作品」と改めて重みを噛み締め、「当時お子さんだったみなさんがまた見ていてくれるということが、何よりのエネルギーになる。初めて本作に触れるという方とも一緒になって、日本から世界に向けて永井先生の世界を伝えられたら」とファンに語りかけていた。【取材・文/成田おり枝】

関連作品