『孤狼の血』白石和彌監督の新作で阿部サダヲが連続殺人鬼を怪演!「1度は手を出してみたい役」
『孤狼の血 LEVEL2』(公開中)の白石和彌監督が櫛木理宇の「死刑にいたる病」を映画化することが決定。阿部サダヲ、岡田健史らの出演で2022年に公開されることが発表された。
鬱屈した日々を送る大学生、雅也の元に届いた死刑囚、榛村からの手紙。日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼である榛村が手紙に記したのは、最後の事件が冤罪であったという自白と、真犯人を見つけてほしいという願いだった…。
原作は、2012年にデビューし「赤と白」で小説すばる新人賞を受賞した櫛木の最高傑作とも呼び声の高い物語。初版では「チェインドッグ」のタイトルで発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。脚本は白石監督と初タッグとなる『そこのみにて光り輝く』(14)の高田亮が務める。
阿部は『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)以来、白石監督と2度目のタッグで榛村を演じる。今回の役について「『1度は手を出してみたい役』を頂けたので楽しんで演じました」とコメント。またNHK大河ドラマ「青天を衝け」などで活躍中の岡田は雅也を演じ、「こんなにも濃密な時間を過ごし、“人”に恵まれ、伝えたいことが豊富な作品に巡り逢えたという実感に、自分でも驚いています」と撮影での充実ぶりをコメントし、サスペンス要素だけでなく、劇中の人間模様にも期待がかかる。
雅也の調査の先で知る想像を超える事件の真相とは?観る者を翻弄するサイコサスペンスの続報に注目しよう。
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阿部サダヲ、岡田健史、白石監督、櫛木理宇のコメント全文
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