千眼美子、涙!「地球に生まれてきてよかった」『宇宙の法―エローヒム編―』生歌に心震わす

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千眼美子、涙!「地球に生まれてきてよかった」『宇宙の法―エローヒム編―』生歌に心震わす

『UFO学園の秘密』(15)『宇宙の法―黎明編―』(18)に続くアニメーションシリーズ最新作『宇宙の法―エローヒム編―』の初日舞台挨拶が10月8日にシネマート新宿で開催され、千眼美子、今掛勇監督、総合プロデューサーの大田薫、イメージソング「パングルのテーマ」の歌唱を担当した篠原紗英が登壇。ステージでは篠原が生歌を披露。千眼が感激の涙を流し「控えめに言って最高ですよね!21世紀最大の歌姫だなと思った。マジで地球に生まれてきてよかったと思いました」と熱弁した。

『宇宙の法―エローヒム編―』の初日舞台挨拶が開催された
『宇宙の法―エローヒム編―』の初日舞台挨拶が開催された

1億5千万年前を舞台に、地球の危機と迫力のバトルを描いた本作。大田プロデューサーは「1億5000万年前の地球を舞台にした、壮大なストーリー。ハリウッドでも作れない映画」と胸を張る。今掛監督は「一番大事にしたのは、素直に受け止めるということ。自分の頭で考えすぎると作品が小さくなってしまう。考える前に、受け取った原案やシナリオを読んだときのイメージを大切にした」と壮大な物語をつむぐうえで心がけたことを明かし、「美しいアニメにしたかった。音響や楽曲を含め、美しさというテーマが映像に込められている」と語っていた。

凛とした魅力を持つ戦士のヤイザエル役を演じた千眼は、「演じるキャラクターのバックボーンや、感情、動作を声だけで表現するということがすごく難しかった」と声の演技の難しさについてコメント。「豪華なベテランの声優さんにお力をいただいて、すごく勉強させていただいた」と感謝しつつ、「緊張をしてしまうと呼吸が浅くなってしまって、声が高くなってしまったりするので、どっしり感を保つことが難しかったです」と語る。

篠原紗英が生歌を披露
篠原紗英が生歌を披露

イメージソング「パングルのテーマ」の歌唱を担当した篠原は、「パングル様の『なんとしてもエローヒム様を守り抜く』という気持ちと、使命の重みを感じられる楽曲」と「パングルのテーマ」の印象を吐露。「私も、『自分が神様をお守りする最後の砦なんだ』という気持ちで歌わせていただいた」と力強く語っていた。

生歌に感激しきりだった千眼は、「『パングルのテーマ』が流れるシーンも映画の見どころ」とにっこり。「この映画に携わらせていただいて、自分個人の正義や日本的正義だけでなく、『地球的正義ってなんだろう』と考えるきっかけをいただけたのが大きかった」と話していた。

取材・文/成田 おり枝

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