中井貴一が惚れ込んだ立川志の輔の創作落語を一人二役で映画化!共演は松山ケンイチ&北川景子
中井貴一主演、松山ケンイチ、北川景子共演の映画『大河への道』が2022年5月20日(金)に公開されることが決定し、キャストのコメントが到着した。
原作は、立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」。“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目の一つだ。中井が原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔に直談判をし、映画化が実現した。
時は現代。千葉県香取市では地元を盛り上げるために、郷土の偉人「伊能忠敬」を主役にした大河ドラマの開発が進むが、驚くべき新事実が発見される。それは1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかった、ということ。では一体、初の日本地図は誰が、どのように作ったのか。舞台は一転、200年前の江戸時代へと遡る。そこには、歴史に埋もれてしまった、涙なしには語れない秘密の物語が隠されていたというストーリー。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの二つのドラマが描かれる。中井、松山、北川が二つの時代の登場人物を一人二役で演じる。原作の志の輔も「ひょっとすると今までになかったような映画になるかも」と期待を寄せている。
「プロデューサーでもスタッフでもいいから作りたい!というくらいの気持ち」で映画化への思いを志の輔に伝えたという中井。「この落語を映像化したなら、現代も過去も、喜劇も、悲劇も無理なく、観易く描くことができる」と感じたそう。中井とはNHK大河ドラマ「平清盛」以来、北川とも久しぶりの共演だという松山は「僕自身楽しんで遊びつくしたような現場」と撮影を振り返っている。中井と松山の「掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!」という北川のコメントからも、笑える作品であることが伝わってくる。
解禁となったビジュアルには、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性を、一人二役を演じる俳優たちが表現し、まさに一つの映画で二倍楽しめる魅力満載のビジュアルとなっている。
とある“大河ドラマ”の開発チームが発見してしまった、200年前の驚きの秘密とは?2022年、笑って泣けて、そして日本史の常識をもひっくり返す<歴史発見>エンタテインメントの誕生に期待したい。