シャルレーヌ公妃、建国記念日も欠席…静養のため別居生活中との報道も
5月に公務で南アフリカに出向いてから、耳鼻咽喉科の感染症に罹患し、南アフリカでの療養生活を余儀なくされていたモナコ公国のシャルレーヌ公妃が、現地時間8日、約6か月ぶりにモナコに帰国。アルベール2世大公が望んでいた13日からのドバイ国際博覧会には同行していなかったが、モナコ大公宮殿で行われる19日の建国記念日の式典にも出席しないことが明らかになった。
モナコ王室の公式Facebookで明らかにされたもので、「アルベール2世大公とシャルレーヌ公妃は、シャルレーヌ公妃が最善の状態で回復するためには、穏やかに静養することが必要だと判断しました。過去数か月にわたって体調不良と闘ってきた公妃の体調は快方に向かっておりますが、重度の疲労状態から全快するためには、今後数週間はかかるものと思われます。回復のために最も重要である快適さとプライバシーを守るため、公妃の所在地は引き続き厳しい極秘事項と致します」と述べ、「公妃もとても残念がっていますが、家族や国民の皆様と祝う建国記念日の式典を欠席することを決めました」と発表した。
そのうえで、シャルレーヌ公妃が公務に復帰できる日や、国民と時間を過ごせる日を楽しみにしていること、プライバシーの厳守をリクエストするとともに、公妃の健康状態については、クリスマス前のしかるべき時に報告することも明らかにしている。
シャルレーヌ公妃は、現地時間8日に家族に迎えられてモナコ大公宮殿に到着して以来姿を見せていないが、その後、南アフリカ地域のモナコ・シャルレーヌ公妃財団の広報を務める義妹が、「Daily Mail」に独占で、「シャルレーヌ公妃が、今後大公宮殿に常駐するかはわかりません。公務への復帰も、体調の回復次第です」と語っていた。
別居場所は、南アフリカを訪れる前にも住んでいたという、宮殿からほど近いチョコレートショップの2階のツーベッドルームのマンションだとも報じられている。しかし、この発言によって帰国してもなお不仲説は過熱する一方。これまでも義妹の発言には信憑性があり、今回の声明では「あくまでも体調回復のため」としたうえで、別居説は否定していない。
文/JUNKO