生田斗真主演×白石和彌初プロデュース『渇水』映画化決定!原作は河林満による名篇
1990年文學界新人賞を受賞した河林満による名篇が、刊行から30年の時を経て『渇水』として映画化されることが決定。映画監督である白石和彌の初プロデュースとなる同作で、生田斗真が主演を務めることがわかった。
本作は、“生の希望”を見据える感動の人間ドラマ。心の渇きにもがくなかで育児放棄を受ける幼い姉妹と出会い、ささやかな幸せを求めて本当の自分を取り戻してゆく男性の姿を描く。生田が水道料金を滞納する家庭の水を停める業務(=停水執行)に就く、市の水道局職員の岩切俊作に扮し、岩井俊二監督作品『ラストレター』や宮藤官九郎監督の数々の作品で助監督を務めた高橋正弥が監督を務める。
生田は「世の不条理に疑問を持ち始める主人公に少しの希望と微かな光を与える事が出来たらという思いで精一杯演じました」とコメント。白石プロデューサーは「生きていくことを問いかける本作は社会の厳しさを描く反面、それでも強く生きていこうと思わせてくれる映画になっています」、高橋監督は「これから先の未来を担う子どもたちの人生に不安がないように様々な問題を解決する努力をすることが、今作の一端から感じ取って頂けたら」と本作のテーマについて語っている。
8月~9月にかけて群馬県前橋市を中心に撮影を実施した本作は、2022年に劇場公開される予定。白石プロデューサーが主演に熱望したという生田とタッグを組んで挑む、ひと夏の感動の物語に期待しよう。
Next
生田斗真&スタッフのコメント全文はこちら!
作品情報へ