不朽の名作の映画化『シラノ』が来年2月に公開決定!予告編&場面写真も到着

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不朽の名作の映画化『シラノ』が来年2月に公開決定!予告編&場面写真も到着

不朽の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を『プライドと偏見』(05)、『つぐない』(08)のジョー・ライト監督によりミュージカル映画化した『シラノ』が2022年2月25日(金)より公開決定。あわせて本作の予告編と場面写真が解禁された。

 【写真を見る】剣も詩も才能豊かなシラノだが、裏腹に自身の容姿には自信が持てずにいた
【写真を見る】剣も詩も才能豊かなシラノだが、裏腹に自身の容姿には自信が持てずにいた[c]2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.

日本を始め世界各地で幾度となく上演され、映画化、ミュージカル化されているラブストーリー「シラノ・ド・ベルジュラック」。17世紀フランス、騎士シラノは剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能を持っていた。しかし、外見に自信が持てずに想いを寄せるロクサーヌに気持ちを告げることができずにいた彼は、ロクサーヌの片想い相手がシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンだと知って2人の恋の仲を取り持つことに。口下手なクリスチャンにかわりシラノが代筆した詩はロクサーヌを魅了し、やがて3人の関係は複雑に絡みあっていく。はたして、純真な愛の行方は…?

主人公のシラノを演じるのは大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞やゴールデングローブ賞などに輝いたピーター・ディンクレイジ。ロクサーヌ役として『マグニフィセント・セブン』(16)のヘイリー・ベネット、クリスチャン役として『WAVES/ウェイブス』(19)のケルヴィン・ハリソン・Jr.が共演する。

このたび公開された予告映像は、観劇中の舞台天井から「私がシラノ・ド・ベルジュラックだ」とさっそうと登場する騎士シラノの姿からスタート。シラノと彼が思いを寄せるロクサーヌ、彼女が惹かれているクリスチャン、その3人が織りなす純愛の三角関係がグラミー賞受賞ロックバンド「ザ・ナショナル」が制作したオリジナル楽曲「Someone to say」とともに、躍動感あふれるミュージカルシーンを交えて綴られていく。

また、場面写真はシラノとロクサーヌが手を握りながら寄り添う様子やロクサーヌに背を向けてシラノが遠くを見つめているかのような様子、ロクサーヌが思いを馳せるクリスチャンの姿など、同作の美しい世界観を切り取ったビジュアルとなっている。

切ない恋を圧巻の映像と情感的な音楽にのせて描く本作。うっとりとするほどロマンティックな物語に期待したい。

文/入江奈々

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