人気アプリ「ねこあつめ」ファンの大久保佳代子、映画化作品への正直な感想を告白!
スマートフォン向けゲーム「ねこあつめ」を映画化した『ねこあつめの家』の初日舞台挨拶が4月8日に新宿武蔵野館で開催され、伊藤淳史、忽那汐里、大久保佳代子、蔵方政俊監督が登壇。以前よりゲーム「ねこあつめ」にハマっていたという大久保が、「お見事」と完成作の出来栄えを讃えた。
庭先に訪れる猫たちを眺めて楽しむゲームを映画化した本作。スランプに陥った小説家が猫と出会い、変化していく姿を描く。大久保は「ねこが集まってくるのが楽しかった。さみしかったんでしょうね」とゲームにハマった理由を告白。
ファンだっただけに、映画化が決まった時には驚いたそう。大久保は「ねこを集めるだけのイラスト。あれを映画にするなんて、バカなんじゃないの?と思った。映画になるわけないじゃんと思った」と正直な思いを吐露。しかし「本当に映画になりました」と完成作の出来栄えを証言し、「アプリの世界観もちゃんと映画に入っている。お見事です」と脱帽していた。
伊藤と大久保は、本作で初共演を果たした。伊藤は「すごく真面目な方。お芝居に対しても、現場で監督とやり取りを重ねていた。すごいなと思いました」と女優としての姿勢に惚れ惚れ。大久保は「ありがとう」と照れながら、「伊藤くんはチビノリダー時代の印象がすごい。大人同士のやり取りができて、楽しかった」と共演を述懐。
ただ「思った以上に出ていない」と大久保の出演シーンはほんのわずかだそうで、伊藤も「舞台挨拶をされる方の分量じゃない」と正直な感想をもらすと、大久保は「舞台挨拶の分量ではないって!その通りです」と絶妙なやり取りを見せ、会場の笑いを誘っていた。
ステージには、出演ネコのシナモン&ドロップも登場。メロメロの一同だったが、最後には語尾に“ニャン”とつけた猫語で映画をアピールすることに。大久保は「恥ずかしいなぁ」と言いながらも、「お子様から年配の方まで癒される。40代のさみしい、すさんだ心を持っている人が観ても癒される。カップルで来たら、映画観た後にゃんにゃんしたらいいんだニャン!」とノリノリで語っていた。【取材・文/成田おり枝】