ロバート・パティンソン主演「バットマン」新章、22年3月公開決定!エモーショナルな場面写真も
「トワイライト」シリーズや『TENET テネット』(20)のロバート・パティンソンが新生バットマンを演じる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の日本公開日が2022年3月11日(金)に決定。あわせて同作の新たな場面写真も解禁された。
DCユニバースには属さない同作は、US版予告で明かされたようにサスペンスの要素が色濃く、若き日の青年ブルース・ウェイン/バットマンの葛藤を描いた物語。優しくもミステリアスな青年ブルースは両親殺害の復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠して悪と敵対する“バットマン”になろうとしていた。ある日、連続殺人事件が発生し、その犯人を名乗る知能犯のリドラーは犯行の際に必ず“なぞなぞ”を残し、警察や探偵であるブルースを挑発する。やがて、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪が暴かれ、彼は追い詰められていく。
出演はパティンソンのほか、セリーナ・カイル/キャットウーマンをゾーイ・クラヴィッツが演じ、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ジョン・タトゥーロらが共演。監督は『猿の惑星:新世紀』(14)『猿の惑星:聖戦記』(17)のマット・リーヴスが担当する。
今回、到着した場面写真は、夕日で真っ赤に染まったゴッサム・シティを見下ろすバットマンやほの暗いなかたたずむセリーナの姿が写し出され、エモーショナルな同作の雰囲気を醸し出すビジュアルとなっている。
「バットマンの起源ではなく、若きバットマンの心の変化を描きたかった」とリーヴス監督が語ることからも、善悪の揺らぎ、嘘が蔓延する現代社会に鋭く切り込む新たなドラマの幕開けが期待される同作。12月13日には日本版予告編の解禁も控えており、さらなる続報を楽しみに待ちたい。
文/入江奈々
作品情報へ