木村昴、「お兄ちゃん役は任せてくれ」と笑顔!『バイオハザード』最新作でファイルーズあいと“兄妹”に

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木村昴、「お兄ちゃん役は任せてくれ」と笑顔!『バイオハザード』最新作でファイルーズあいと“兄妹”に

全世界でシリーズ累計売上数1億1700万本を突破した人気ゲームから生まれたサバイバル・アクション映画「バイオハザード」シリーズ。その原点を描く『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の初日舞台挨拶イベントが1月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本語吹替え版声優のファイルーズあい(クレア・レッドフィールド役)、木村昴(クリス・レッドフィールド役)、沢城みゆき(ジル・バレンタイン役)、梶裕貴(レオン・S・ケネディ役)が登壇。生アフレコやタイトルコールをどれだけ怖く言えるかの選手権を行うなど、豪華声優陣がサービスたっぷりのトークで会場を盛り上げた。

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の初日舞台挨拶イベントが開催された
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の初日舞台挨拶イベントが開催された

巨大複合企業アンブレラ社の拠点があるラクーンシティを舞台とした本作。その街にある孤児院で育ったクレア・レッドフィールドがラクーンシティへ向かい、兄でラクーン市警のクリスとともに街中をさまよう住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにするさまを描く。

ファイルーズは「中学生の時に『バイオハザード』シリーズのゲームを友だちと一緒に焦りながらプレイしていた」と大ファンだったそうで、「歴史ある作品に携わることができてうれしいです」と感激しきり。また演じたクレアは憧れるような女性だといい、「声のお芝居を通じてクレアの一部になれたことがうれしかった。ホラー映画が大好きなので主人公になるのは夢の一つでもあった。それが今回かなった」と笑顔を弾けさせていた。


【写真を見る】兄妹を演じた木村昴&ファイルーズあいが大きな笑顔!
【写真を見る】兄妹を演じた木村昴&ファイルーズあいが大きな笑顔!

「シリーズの原点に携わらせていただく楽しみがあった」と同じように興奮を語った木村は、「ゾンビ映画ってそんなに実は得意ではなかった」と告白。司会から「ジャイアンなのに?」と木村が演じている国民的キャラクターを引き合いに出されると、「あんまり関係ない!」と笑いながら「アフレコではビクビクしながらやったけれど、とても楽しかった」と充実の表情を見せた。劇中では、ファイルーズと木村が兄妹という関係性を演じている。木村は「ファイさん演じるクレアのお兄ちゃん役。お兄ちゃん役は任せてくれという感じ。お兄ちゃん役に定評のある木村です」とジャイアンをはじめあらゆる“お兄ちゃん”を演じていることに胸を張り、「ゲームをやったことがある人なら胸アツ、爆イケなシーンがめちゃめちゃある」と熱を込めていた。

沢城は「怖いのが苦手。(『バイオハザード』では)ワンちゃんがゾンビになったりして、あれがもっとも怖かった」と打ち明け、今回のオファーも「どれくらい怖い?と思わず確認してしまった」と苦笑い。梶も「ホラーゲームが苦手だった」と明かし、「子どもの時には興味はあったけれどプレイすることができなかった。最近YouTubeのプレイ動画で初めて挑戦した。怖かったけれどめちゃくちゃおもしろかった。今回のお話をいただいて、前作を復習しつつアフレコに臨みました」と語っていた。

生アフレココーナーで見事な演技を披露した
生アフレココーナーで見事な演技を披露した

また生アフレコも披露し、短い時間ながら見事な芝居で会場を喜ばせたキャスト陣。“タイトルコールをどれだけ怖く言えるか選手権”も行ったが、沢城が正統派としてビシッとタイトルコールを決めたのち、梶は天真爛漫な声色でタイトルを読み上げて周囲も爆笑。「ホラー映画を観てきたならではの解釈」と意気込んだファイルーズは子どものようなささやき声でタイトルコールを披露し、木村も「ホラー好きならではのアイデア!」と感心しきり。木村は「俺も小さな子でいこう!」とプランを練りながら、完全にジャイアンを彷彿とさせるトーンで「『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』!」と大きな笑顔。これには梶も「小さな子でって言うから、やるんじゃないかと思った!」と夢のコラボに大笑いだった。

取材・文/成田おり枝

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