ウィリアム王子、「自分の子供はヘンリー王子のように苦しませない」

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ウィリアム王子、「自分の子供はヘンリー王子のように苦しませない」

ヘンリー王子がメンタルヘルスの問題を抱えてセラピストにかかっていたと告白したことを受け、兄のウィリアム王子が、ジョージ王子やシャーロット王女は王族だからといって自分の感情を抑えつけず、きちんと自分の悲しみや喜びを他者に伝えられる人間に育てたいと発言した。

ジョージ王子とシャーロット王女の育て方について語ったウィリアム王子
ジョージ王子とシャーロット王女の育て方について語ったウィリアム王子写真:SPLASH/アフロ

ウィリアム王子は、母親のダイアナ妃の死後、弟がその悲しみや喪失感を人前で表現できなかったために、20代になって精神的に混乱した状況になった時、セラピストにかかるようにアドバイスしたという。

【写真を見る】キャサリン妃にだっこされて笑顔のシャーロット王女
【写真を見る】キャサリン妃にだっこされて笑顔のシャーロット王女写真:SPLASH/アフロ

ヘンリー王子以上に人前で感情を見せないことで知られているウィリアム王子は、自分もカウンセリングを受けたことがあるかどうかについては明らかにしていない。しかし、ウィリアム王子は、英国には伝統的に感情的になることを恥ずかしいと見なす風潮があり、若い男性の自殺率の高さとそのことは無関係ではないと指摘している。

「あまりにも長い間、重要な問題を人前で語ることがタブーにされてきました。不安になるのは君が弱いからだとか、人生の問題に立ち向かえないのは君が失敗しているからだとか。成功している強い人は、そんな風に苦しんだりしないだろうだろう?という風に決めつけて。しかし、もちろん、僕たちはみんな苦しむんです」

「黙って耐えることが必要な時もありますが、自分のメンタルヘルスを犠牲にしたら何にもなりません。キャサリンと僕は、ジョージとシャーロットは自分の感情をそのまま喋ることができる子供に育ってほしいと思っています」とウィリアム王子は語ったと英紙デイリー・メールが伝えている。【UK在住/MIKAKO】

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