キャサリン妃、エリザベス女王と故ダイアナ妃に敬意を表した『マイ・フェア・レディ』な装い
先日行われたカリブ海外遊の際のウィリアム王子とキャサリン妃が、2つ目の訪問地ジャマイカで軍事パレードに出席した。
キャサリン妃が選んだのは、ウィリアム王子の白い軍服とコーデしたオールホワイトの装い。アレキサンダー・マックイーンのレースが美しい半袖のドレスに、エミー・ロンドンのヒール、アップにまとめたヘアスタイルにフィリップ・トレーシーのファシネーター、アニヤ・ハインドマーチのクラッチバッグという装い。
パールのイヤリングはエリザベス女王から借り受けたもので、エリザベス女王が1954年にオーストラリアを外遊した際と似たファッションとなっている。またウィリアム王子とキャサリン妃は、1953年にエリザベス女王と故フィリップ王配が同国を訪問した際に乗った、オープントップのランドローバーを使用。エリザベス女王に敬意を表するとともに、2人が荷台に立って軍隊に見送られる様子が、エリザベス女王と故フィリップ王配を彷彿させるとの声も寄せられている。
また、1989年に故ダイアナ妃が英国のサヴォイホテルや香港外遊で身に着けていたパールの3連のブレスレットも着用し、ダイアナ妃にもオマージュを捧げた。「Daily Mail」などが、オードリー・ヘプバーンが演じた『マイ・フェア・レディ』(64)のイライザ・ドゥーリトルの再来といった声も紹介しており、公務のなかでも語り継がれる装いになりそうだ。
文/JUNKO
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