バングルまで意識!キャサリン妃、入国から出国まで訪問地に敬意を表したファッションを貫く
ウィリアム王子と8日間にわたるカリブ海外遊を行ったキャサリン妃。コロナ禍で約2年間にわたって多くのイベントが中止されていたことなどもあり、キャサリン妃の装いにはこれまで以上に関心が高まった。そんななか、最初の訪問地ベリーズに入国したキャサリン妃は、国旗カラーの1色であるブルーの衣装で、出国時にはもう1色のメインカラーである赤をチョイスしたようだ。
ベリーズのフィリップ・S・W・ゴールドソン国際空港に到着したキャサリン妃が着ていたのは、大学時代に購入したイヴ・サンローランの赤いジャケット、アレキサンダー・マックイーンの白パンツ。白いマルベリーのハンドバッグ、ゴールドのアクセントが効いたアクアズーラのパンプスという小物使いで、アクセサリーは、後ろにまとめたヘアスタイルを際立たせるアンソロポロジーのゴールドとコーラルのドロップイヤリング、仲の良さで知られている叔母のソフィー妃から贈られたという、ハルシオン・デイズのMaya Torqueのバングルという装いで、ベリーズの地を去った。
バングルは、両サイドに施されたカリブ海をイメージしたマリンブルーの石が特徴で、ソフィー妃への敬意のみならず、訪問地に敬意を表したチョイスだったよう。また赤と白に、ウィリアム王子の紺を合わせればユニオンジャックのカラーが完成するとあって、愛国心を表現したファッションという深読みもあるようだ。
その後ジャマイカの国際空港に降り立ったキャサリン妃は、国旗カラーの1色であるヴィヴィッドな黄色いシフォンドレスをチョイス。これはアシンメトリックな左肩のボウが特徴のロクサンダのビスポークドレスで、白とのツートンカラーはベリーズで飛行機に乗り込んだ際と同じコーディネートだ。アクアズーラのパンプスはそのままだったが、フェラガモの白いクラッチバッグ、セザンヌのゴールドに縁どられたパールのイヤリング、そしてゴールドのブレスレットはジャマイカ発Steelz and Mantrazというほぼ完全なお召しかえで、ジャマイカの国旗カラーの黒を意識した、ダークブルーのスーツに緑のネクタイ姿のウィリアム王子と、国旗カラー3色の完璧コーデでジャマイカに敬意を表した。
また空港で待ち受けていたカミーナ・ジョンソン=スミス外務・貿易大臣の装いがブルーだったことから、「まさかのウクライナ国旗カラーを意識?」といった深読みをする意見も寄せられている。
文/JUNKO