『ファンタビ』最新作がロンドンでお披露目!エディ・レッドメイン、ジュード・ロウらが大集合
「ハリー・ポッター」の原作者であるJ.K.ローリングが自ら脚本を手掛けた「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(4月8日公開)。本作のワールドプレミアが、現地時間3月29日にロンドンで開始され、主演のエディ・レッドメインらキャスト・スタッフが一堂に会した。
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、ダンブルドアやマグルのジェイコブらと寄せ集めのデコボコチームを結成し、魔法界と人間界の支配を目論む史上最悪の“黒い魔法使い”グリンデルバルドに立ち向かう姿が描かれる本作。先日日本で開催されたライトアップ・ファンナイトには多くのファンが詰めかけ、キャストや監督陣がリモートで参加。Twitterでトレンド入りを果たすなど大きな盛り上がりを見せた。
そして今回行われたワールドプレミアには、ニュート役のレッドメインをはじめ、ダンブルドア役のジュード・ロウやグリンデルバルド役のマッツ・ミケルセンらが参加。劇中でチームを組むジェイコブ役のダン・フォグラーやユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズ、テセウス役のカラム・ターナー、ユスフ役のウィリアム・ナディラム、バンティ役のヴィクトリア・イェーツも勢ぞろいした他、クイニー役のアリソン・スドルやティナ役のキャサリン・ウォーターストンの姿も。
レッドカーペットに詰めかけた大勢のファンに対し、丁寧にサインや写真撮影に応じていたレッドメインは「もう何年も秘密を守ってきたから、そろそろ話してもいい頃だよね!」と本作がついにお披露目されることへの喜びを爆発。「ニュートは優しいけれど、勇敢に立ち向かう。その姿から勇気がもらえると思います」とコメント。またロウは「エディとどうやったらもっと上手く表現できるかと何度もテイクを重ねました。チームで動くことは一人の役者としてとても楽しかったです」と撮影を振り返る。
そして本作から新たに「魔法ワールド」の世界に加わったミケルセンは「ファミリーの一員になれたことがうれしい」と語り、敵役を演じるうえでのコツを訊ねられると「デンマークアクセントを話せないとね」とおどける一幕も。ほかにもメガホンをとったデイヴィッド・イェーツ監督やプロデューサーのデイビッド・ヘイマン、シリーズの生みの親であるローリングが参加し、「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトンがホストを担当。
『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)から20年以上「魔法ワールド」シリーズに携わってきたヘイマンは、フェルトンからインタビューを受けると、「20年前、将来きみにインタビューされる日が来るとは思ってもいなかった」と感慨深げに語っていた。
文/久保田 和馬