カリブ海外遊でキャサリン妃が着用したドレスの数々…込められた思いを徹底解説!
エリザベス女王の即位70周年記念となるプラチナ・ジュビリーの一環で、女王に代わってウィリアム王子夫妻が行ったカリブ海の英連邦加盟国外遊では、久しぶりの外遊とあってファッションの話題はつきなかった。とりわけ訪問地のベリーズ、ジャマイカ、バハマで開催された晩餐会での、キャサリン妃の美しいカクテルドレス姿には注目が集まったようだ。
「ET」などによれば、最初の訪問国ベリーズの、マヤ遺跡のカハル・ペッチで開催されたブリセーニョ首相らがホストを務める晩餐会では、2020年にダブリンを訪れた際に着ていた、煌びやかなスパークリンググリーンのドレスのブランド、ヴァンパイア・ワイフのスパークリングピンクのラッフルドレスで出席。昨年9月に行われた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20)のロンドンプレミアでつけていた、Onitaaのゴールドのドロップイヤリング、ジミー・チュウのゴールドのサンダルを合わせていた。国旗カラーではなかったが、白に黒いマヤ文明の刺繍が施されたデザインのクラッチバッグで、地元に敬意を表した。
2か国目のジャマイカでは、パトリック・アレン総督官邸で開催された晩餐会に、ウィリアム王子は黒い蝶ネクタイで、キャサリン妃はハリウッドセレブ顔負けの、バストラインが豪華なオフショルダーのビスポークのボールガウンの装いで登場した。
スパンコールがちりばめられたチュールドレスは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールド・プレミアで着用していたゴールドのドレスをデザインした、ジェニー・パッカムのビスポークドレス。ジャマイカの国旗の色にちなんだ鮮やかなグリーンで訪問国に敬意を表すると共に、アップにしたヘアスタイルに映える、エリザベス女王のゴールドとエメラルドのドロップイヤリング、ブレスレットとグリーンコーデ。
さらに、国旗カラーの黄色いリボンにエリザベス女王の肖像が入ったブローチが付いたロイヤルファミリー・オーダー、結婚8周年を記念してエリザベス女王から贈られた、ロイヤル・ヴィクトリア勲章という装いで完璧なロイヤルルックを演出し、本来ここにいるべき女王への敬意と存在もアピールした。
3か国目の訪問地となったバハマでは、コーネリアス・アルビン・スミス総督主催で、リゾートホテルGrand Hyatt Baha Marで開催された晩餐会で、アイシーブルーのドレスをチョイス。入国時に着ていたエミリア・ウィックステッドのアクアマリンカラーのドレスも、国旗カラーでもあり、同国から「バハマの海に敬意を表した」装いと絶賛されていた。
このドレスは、英国の高級ウエディングドレスデザイナーとして知られるフィリッパ・レプリーの、胸元が大きく開いたサテンドレス。ストレートヘアに、アクセサリーはヴァンクリーフ&アーペルの四葉のクローバーをかたどった、ゴールドで縁どられたパールのドロップイヤリング、一家の人数と同じ5つのクローバーが施されたネックレスという装い。これらは2020年の英国アカデミー賞でも着用していたもので、その当時もキャサリン妃の家族への愛が詰まったジュエリーと話題になった。
さらに同色のルル・ギネスのサテンのクラッチバッグに、ジャンヴィト・ロッシのシルバーのスパンコールがちりばめられたハイヒールを履き、蝶ネクタイにブルーのベルベットスーツでコーデしたウィリアム王子と会場入りしたキャサリン妃は、まるでシンデレラのようだと「People」などが伝えている。ファンからも、「本当に美しくてただただうっとりする」「ディズニーの世界から飛び出したようなプリンセス」「プチプラもいいけど、やはりキャサリン妃にはゴージャスな装いもお似合い」といった声が寄せられている。
文/JUNKO