“シャンクスの娘”ウタは名塚佳織&Ado!歌声が響く予告映像、楽曲提供アーティストなど『ONE PIECE FILM RED』最新情報が続々
2022年7月に連載25周年を迎える尾田栄一郎の世界的人気コミック「ONE PIECE」の劇場版アニメ最新作にして、尾田自らが総合プロデューサーを務める「ONE PIECE FILM」シリーズの第4弾『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開)。その公開に先駆けて6月8日、「ONE PIECE FILM RED 新情報解禁特番」が実施され、最新予告映像やキャスト情報、楽曲情報などが一挙に発表された。
世界でもっとも愛されている歌手のウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は”別次元”と評され、彼女が初めて公の前に姿を表すライブが開催されることに。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そしてなにも知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味。ありとあらゆるファンが会場を埋め尽くすなか、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から物語は動きだす。
“シャンクスの娘”ウタは名塚佳織&Adoのダブルキャスト!
キャラクター情報が解禁された際から注目を集めている、世界の歌姫で“シャンクスの娘”であるウタ。そのボイスキャストを務めるのは、「コードギアス」シリーズのナナリー・ランペルージ役や「僕のヒーローアカデミア」の葉隠透役などで知られる名塚佳織。そして劇中で様々な楽曲を披露するウタの歌唱を担当するのは、2020年にメジャーデビューし社会現象も巻き起こした新時代の歌い手Ado。演技と歌のダブルキャストによって、ウタというキャラクターが作りだされていく。
これがアニメ映画初参加となるAdoは「ウタを歌声で演じることができて、ものすごく楽しかったです。ウタは、皆さんの色んな気持ち、色んな感情に寄り添ってくれると思います」と語り、名塚も「ウタは強い意思を持っている女の子。凛としていながらも天真爛漫でかわいらしさもある、たくさんの魅力を持っています。ルフィと直球でぶつかり合うお芝居のキャッチボールを楽しみながら演じさせていただきました」とコメント。
また、ウタとシャンクスのことを知る怪しげな風貌の謎の男ゴードン役を、「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役の日本語版声優を務め、近年は実写ドラマへの出演など活躍の場を広げる津田健次郎が務めることも発表に。「小細工なし、全身全霊で言葉を紡がせていただこうと臨んだ収録でしたが、本当に素敵な時間でした」と振り返る津田は、「魅力的なキャラクターたちの絆、生きることの苦しみと歓びが大きなうねりとなって流れていく熱い物語は心を震わせてくれます」と本作の魅力を語っている。
豪華アーティストたちが楽曲提供!中田ヤスタカが劇中音楽を担当
あわせて解禁された最新予告映像では、ウタが華やかなステージの上で歌唱する姿や金色の鎧の衣装に身を包む姿など彼女のライブの様子が。大勢のファンが会場を埋め尽くすなかで、ルフィの口から明かされる“シャンクスの娘”という事実と共に、12年前のフーシャ村で出会った幼い頃のルフィとウタの姿。さらにシャンクス率いる赤髭海賊団や、フェス衣装に身を包み戦闘を繰り広げる麦わらの一味の姿などが映しだされていく。
またこの予告映像では、Adoが歌う主題歌「新時代」が初公開。冒頭から作品世界に引き込まれる、圧倒的で力強い歌声。この主題歌を手掛けたのは今回で3回目の「ONE PIECE」作品参加となる音楽家・DJ・プロデューサーの中田ヤスタカ。中田は主題歌に加え、劇中の音楽も担当する。
さらに劇中でウタが歌いあげる6曲の劇中歌は、いずれも錚々たるアーティストたちが楽曲提供。Mrs. GREEN APPLE、マルチアーティストのVaundy、音楽ユニットFAKE TYPE.、作曲家の澤野弘之、シンガーソングライターの折坂悠太、そしてシンガーソングライターの秦基博。まさに、“音楽”が物語のカギとなる本作だからこそ実現した豪華コラボレーションだ。8月10日(水)には、この劇中歌全7曲を全て収録したアルバム「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」が発売されることも決定している。
公開まで2か月を切り、大きな情報解禁と共にさらに盛り上がること間違いなしの『ONE PIECE FILM RED』。ウタが思い描く「みんなが幸せになる新時代」とは、そしてウタの歌声と共にどのような物語が紡がれていくのか。大いに期待しながら公開の瞬間を待ちたい!