気品あふれるレストランに隠された想定外の秘密とは?『ザ・メニュー』日本公開決定、予告編も
『ノマドランド』(20)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)のサーチライト・ピクチャーズが贈る最新作の邦題が『ザ・メニュー』に決定。2022年に日本公開することが発表され、あわせて予告映像も解禁された。
本作は、太平洋岸の孤島を訪れたカップルが、予約の取れない有名シェフがいるレストランを訪れたことで、想定外の“サプライズ”に巻き込まれていくサスペンス。シェフ役は、『キングスマン:ファースト・エージェント』(20)の名優レイフ・ファインズ。カップルを演じるのは、ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」や映画『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)などのアニャ・テイラー=ジョイと、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)や『女王陛下のお気に入り』(18)などのニコラス・ホルト。
また、監督を担当するのは、HBOのドラマシリーズ「メディア王〜華麗なる一族〜」で本年度ゴールデングローブ賞3冠に輝いたハリウッドの俊英、マーク・マイロッド。製作は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)や『ドント・ルック・アップ』(21)のアダム・マッケイが務めている。
解禁された予告映像では、高級料理店の気品にあふれ、大勢の上客で賑わう一方で、どこか普通ではないい不気味な雰囲気をまとったレストランの様子が映しだされる。「ちょっと感動しちゃって」と涙するほど料理に感銘を受けたカップルの男性に対し、女性は違和感を感じるが、そこから徐々に不穏な展開となっていく。果たして、このレストランや極上のメニューには、どんな秘密が隠されているのか!?そしてミステリアスなシェフの正体とは?
予告編のみでも予断を許さない展開にそそられるが、風刺と笑いのスパイスに彩られた極上のサスペンスに仕上がっているとのこと。豪華キャスト共演で贈る極上サスペンスに期待が高まる。
文/山崎伸子