山本美月&真剣佑、高校時代の恋ってどんなもの?「全力の恋愛は素晴らしい」

インタビュー

山本美月&真剣佑、高校時代の恋ってどんなもの?「全力の恋愛は素晴らしい」

女子高生を中心に一大ブームを巻き起こした上田美和の人気コミックの実写化が実現。映画『ピーチガール』(5月20日公開)となってスクリーンに登場する。山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁といった注目の若手キャストが共演し、恋のドキドキを繰り広げることでも話題だ。そこで山本と真剣佑を直撃!思わず胸キュンしてしまったシーンについて語り合ってもらった。

本作は、見た目は派手だが内面は超ピュアなヒロイン・もも(山本)を中心に、学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾)、ももが中学の頃から思いを寄せるとーじ(真剣佑)、ももに敵意を燃やす小悪魔女子・沙絵(永野)が巻き起こす恋の騒動を描くラブストーリー。

色黒で茶髪のギャル風女子高生という自身のイメージを覆す役柄にチャレンジした山本は、「私にギャル役をいただけたというのが意外でした。原作を読んでみると、ももはとても純粋な女の子。恋愛する女の子を全身全霊で演じられたらと思いました」との意気込みで臨んだ。

野球一筋の硬派なさわやか男子・とーじに扮したのが真剣佑。「神徳(幸治)監督からは、まっすぐな芝居でいてくれと言われました。それに集中するだけでした。とにかくとーじはもものことしか考えていないまっすぐな男の子。その気持ちを忘れずにももと向き合いました」と真摯な眼差しを見せる。そんな真剣佑について、山本は「真剣佑は現場で監督とセッションをしながら役を作り上げていました。本当に真面目で一直線な感じは、とーじと同じだと思います」とキャラクターとのマッチ度に惚れ惚れだ。

胸キュンシーン満載の本作。オススメの胸キュンポイントは?山本は「私がとーじと帰っていて、カイリがちょっかいを出してくるシーンですね。とーじが『俺のだから』と言うところは、女の子はみんなキュンキュンするんじゃないかな」とニッコリ。また、ももが病院の4階の窓から落ちそうになる危険なシーンは、山本にとってちょっと違ったドキドキがあったそう。

ワイヤーをつけての難易度の高いシーンにも関わらず、「私、高いところとか平気なんですよ。ワイヤーとか好きなので、ちょっとはしゃいでいました」と頼もしさを見せる山本。「それよりそのシーンではパンチラがあるので…。人前でパンチラするのが初めてだったので、そこにドキドキしました。パンツは自分で選びました」と告白する。

窓から落ちそうになるももを、引っ張り上げるのがとーじだ。真剣佑は「とーじは世界一力持ちなんだなと思いました」と茶目っ気たっぷりに語り、「とーじは力持ちだし、愛の強い人。とてもキュンキュンしてほっこりするシーンなので、ぜひ見て欲しいです」とアピールする。

クランクアップの際には、涙がこぼれたという山本。「実年齢は25歳ですし、普段の自分とは離れた存在でもあり、体力的にも精神的にも大変でした」と全力で走り抜けたからこその、涙だった。「一回の恋に思い切り笑って、泣いて、走って。高校生ってこんなに全力で恋愛しているんだなと思って。こんなに全力で恋愛できるのは素晴らしいこと。高校生だからこそ、周りが見えなくなるほど恋に向かって行けるんだと思うんです。大人になっていくと臆病にもなってしまうので、ももたちのようにキラキラとした恋愛は、学生のうちにまっすぐ向き合えるととてもいいですね」。

アメリカ育ちの真剣佑は「日本の高校生の恋愛はとてもいいなと思いました。制服を着て、帰り道一緒に帰ってとか。僕は制服もなかったし、車通学だったので、帰り道も一緒にならないので…」と驚きの学生生活を明かす。「とーじの姿を最後まで見ていただければ、彼の優しさが伝わってくると思います。心苦しくなるような場面もあると思いますが、『とーじの気持ち、わかるよ』と共感していただけたらうれしいです。そういうとーじになれたらと思って演じていました」と役柄への愛情たっぷりに語っていた。【取材・文/成田おり枝】

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