「ワンフェス」を彩った美麗コスプレイヤー20選！「異世界おじさん」や「遊☆戯☆王」ヒロインも

世界最大規模のガレージキットの祭典として知られる「ワンダーフェスティバル(略称：ワンフェス)」。その最新回に当たる「ワンダーフェスティバル2022[夏]」が、7月24日に幕張メッセにて開催された。当日の盛り上がりを、会場で見つけたハイレベルなコスプレイヤーたちの写真とともに、リポート形式で紹介しよう。

そもそも「ワンフェス」とは、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる大型イベントで、1984年にプレイベントが初開催。そこから徐々にサブカルファンの間で話題になっていき、1992年には造形メーカーの海洋堂が主催を引き継ぐことに。

出展される商品は多岐にわたり、近年では大手企業も続々と参入。ここでしか買えない限定グッズの販売や、人気声優＆アニソンアーティストによるステージ企画なども実施され、これらも毎回、好評を博している(新型コロナウイルス感染症の影響でイベントそのものが中止・延期となっていたが、2022年2月開催の「ワンフェス2022[冬]」より再開)。

この度の「ワンフェス2022[夏]」にも、多くの企業や一般ディーラーが参加していて、それぞれが個性あふれる作品を展示。なかには制作途中のフィギュア原型や、等身大で再現されたキャラクターの立像などもあり、どのエリアにも商品の購入や写真撮影を目的としたファンが殺到。ソーシャルディスタンスを保ちながらホール内を巡回する姿が印象的だった。

一方、屋外の開放的なスペースにはコスプレエリアも設けられ、こちらにも大勢のコスプレイヤー＆カメラマンが集結。「ワンフェス」の主旨に合わせて、“衣装や装飾品の造形”にこだわっていたコスプレイヤーも多く、多彩なポーズで写真撮影に応じてくれた。

ちなみに、参加レイヤーの衣装を見てみると、「SPY×FAMILY」や「その着せ替え人形は恋をする」「原神」といったコスプレイベントではお馴染みのアニメ＆ゲームに加え、現在放送中のテレビアニメ「異世界おじさん」や、第2部の連載が始まった「チェンソーマン」など、人気作のキャラクターたち(に扮したレイヤー)が勢ぞろい。

そのほかにも「聖剣伝説3」や「涼宮ハルヒの憂鬱」「冴えない彼女の育てかた」「遊☆戯☆王」「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」といった、新旧さまざまなタイトルのキャラクターたちが集結し、写真撮影や交流を楽しむ姿が各所で見られた。

こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2022[夏]」に続き、今年の夏は「世界コスプレサミット2022 ～20th Aniversary～」(8月5～7日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)や、「コミックマーケット100」(8月13・14日、東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントが多数控えている。

また少し先だが、2023年2月12日(日)には「ワンダーフェスティバル2023[冬]」の開催も決定しているので、はたして次回の開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか？そうした点にも注意しながら、最新のアニメやコミック、ゲーム、映画などをチェックしておき、「ワンフェス2023[冬]」で答え合わせをする…というものおもしろそうだ。

取材・文／ソムタム田井