係長から“部長”に昇進!ドラマ初主演、板尾創路の存在感がヤバい

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係長から“部長”に昇進!ドラマ初主演、板尾創路の存在感がヤバい

来年1月16日(土)公開の『板尾創路の脱獄王』で初の長編監督に挑んだ人気お笑い芸人・板尾創路。そんな彼が、映画より2日早い1月14日(木)から、読売テレビ系でスタートする連続ドラマ「木下部長とボク」に俳優として出演する。初主演となる同作で、板尾は予測不可能な行動を取る無責任上司を演じるのだ。

お笑いのフィールドだけでなく、映画やドラマで異彩を放つクセモノ俳優としてもおなじみの彼は、2009年だけでも木村祐一監督の『ニセ札』(09)や伊坂幸太郎原作の『ラッシュライフ』(09)、カンヌ映画祭にも出品された『空気人形』(09)などに出演するなど、引っ張りだこの人気者だ。お笑い芸人が俳優をするのはもはや珍しくはないが、板尾はその中でも評価が高く、『ナイン・ソウルズ』(03)で共演したベテラン俳優の原田芳雄からは「板尾は良過ぎる」と手放しの称賛を贈られたとか。

「木下部長とボク」では部長役を演じるが、彼が全国区で知られるようになったのもまた“板尾係長”という、お笑い番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジ系)内の人気コントに出演したことがきっかけ。この頃から、芸人とは思えないくらいおとなしく控えめなテンションで、他に類を見ない笑いを巻き起こすクセモノ的な存在感を放っていたものだ。お笑いはもちろん、俳優として、監督として、2010年以降も板尾創路の動向に注目したい。【トライワークス】

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