市川ぼたん、今年は最高の夏休み。父と弟に励まされた“心のキャッチボール”に「すごく幸せ」

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市川ぼたん、今年は最高の夏休み。父と弟に励まされた“心のキャッチボール”に「すごく幸せ」

スーパーパワーを手に入れたペットたちの大冒険を描く映画『DC がんばれ!スーパーペット』(8月26日公開)の大ヒット祈願イベントが神田明神で開催され、日本語吹替版の声優を務めた松岡茉優、市川ぼたん、梶裕貴が華やかな浴衣姿で登壇。夏休みの思い出話に花を咲かせた。

【写真を見る】松岡茉優、市川ぼたん、梶裕貴が浴衣姿を披露!
【写真を見る】松岡茉優、市川ぼたん、梶裕貴が浴衣姿を披露!

ワーナー・アニメーション・グループ(WAG)の最新作となる本作。ある日、空飛犬クリプトの親友であるスーパーマンが、世界征服を企む子猫ウィスカーズやモルモットたちにさらわれてしまう事件が発生。上手にパワーを使いこなせず猛特訓中のちょっとドジなペットたちが力を合わせて、親友と仲間を救うために奮闘する姿を描く。松岡が、大きさ変幻自在のブタさんであるPB役、市川海老蔵の娘で日本舞踊家のぼたんが、“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵で、あざとかわいい子猫のウィスカーズ役、梶が超ビビりなリスのチップ役を演じた。

息ぴったりにヒットを祈願したという
息ぴったりにヒットを祈願したという

スーパーパワースポットとも言われる神田明神で大ヒットを祈願した3人。松岡は「市川さんが特別お似合いになる」とぼたんの浴衣姿に惚れ惚れとし、ぼたんは思わず照れ笑い。「黄色でお花の柄があって、元気をもらえる柄だと思います」と浴衣の袖をうれしそうに見つめていた。ご祈祷を振り返った松岡は「3人で同時に玉串を捧げたんですが、こんなに息の合った玉串奉納はいままで初めて」と笑顔を弾けさせ、梶も「そろっていた!」とコメント。ぼたんが「緊張したんですが、ヒットしてほしいなと思っています」と語ると、梶は「市川さんが一番慣れているんじゃないかなと思うくらい、堂々としていた」と称えていた。


浴衣を着るのは久しぶりだという松岡茉優
浴衣を着るのは久しぶりだという松岡茉優

夏休みに公開される映画とあって、夏休みの思い出を聞かれた一同。松岡は「ドリルをやるのを丸ごと忘れていたこと」と告白。「だいたい7月中に、宿題の半分くらいは終わらせたいタイプ。余裕で8月過ごしたいタイプなんですが、たしか数学か理科の苦手教科のドリルの存在を丸ごと忘れていて、キャー!となった。いまでも夏休みと聞くと、“宿題”というのを思いだす」という。梶が「最終的にどうしたんですか?」と興味を示すと、松岡は「市川さんにはちょっと内緒なんですが」と現役小学生のぼたんを気にしながら、「答えを全部見ました」と苦笑い。司会から「聞こえていないですよね?」と話を向けられると、ぼたんは「はい」と答え、会場をほっこりとした空気で包んでいた。

市川ぼたん、今年の夏休みは「最高の夏休み!」と笑顔
市川ぼたん、今年の夏休みは「最高の夏休み!」と笑顔

そのぼたんは「すごく宿題がたくさんあって。今年は7月で難しいのとか、苦手なのはだいたい終わらせることができた」と報告した。さらに一番の夏休みの思い出は「先日、始球式をやらせていただいたこと」と明かし、「ドキドキしてとても興奮していて、いままでの夏休みで、すごく最高の夏休みだったなと思います」とにっこり。「父と弟に、たくさん練習してもらいました」と練習に付き合ってくれた家族に感謝していたが、練習方法としては「私が弟に投げて、弟が父に投げて、父が私に投げてと、繰り返しキャッチボールをしていた」と三角形のキャッチボールをしたという。「弟とか父の『頑張ってね』という気持ちが、そのボールを通じて届くような気がして。すごく幸せだなと、絆ってステキだなと思いました」と振り返ると、松岡と梶も「いい話だなあ」と目を細めていた。

梶裕貴、花火大会に感動
梶裕貴、花火大会に感動

「最近、新潟の長岡の花火大会を見に行ったこと」が思い出に残っているという梶は、「初めて間近で見て、そのサイズも、花火師さんの技術も、コロナ禍でそういった催し物も中止になっているなかで、夜空いっぱいに広がる花火の光景を見ると、エンタメに携わる人間としても、少し前進したような、こういう機会ってすごく大事だなと感じました。日本の伝統文化として、ものすごく刺激を受けて感動しました」としみじみと語っていた。

取材・文/成田 おり枝

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