のんが現世を離れ“家族”の時間を体験…三ツ瀬で出会う人々を収めた『天間荘の三姉妹』場面写真が一挙解禁
高橋ツトムの人気漫画「スカイハイ」のスピンオフ作品を、「スカイハイ」のテレビドラマ版や劇場版を手掛けた北村龍平監督のメガホンで映画化した『天間荘の三姉妹』(10月28日公開)。このたび本作から、のん演じるたまえが天界と地上の間にある街“三ツ瀬”で出会う人々の暮らしぶりが垣間見える場面写真が解禁された。
美しい海を見下ろす山の上にある老舗旅館「天間荘」。若女将ののぞみ(大島優子)とその妹のかなえ(門脇麦)、二人の母親にして大女将の恵子(寺島しのぶ)たちの前に、ある日謎の女性イズコ(柴咲コウ)に連れられて小川たまえ(のん)という少女がやってくる。のぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身。交通事故で臨死状態に陥ったたまえは、肉体に戻るか天界へ旅立つかを決めるまでの間、天間荘で働くことに。
このたび解禁された初主演は全部で10枚。天間荘の目の前に広がる風光明媚な三ツ瀬に目を輝かせるたまえの姿や、そんなたまえを優しく見守るのぞみとかなえとイズコ。また天間荘に滞在している気難しい性格の財前(三田佳子)や、天間荘の料理長の宝来(中村雅俊)、かなえの恋人である一馬(高良健吾)。さらに現世で出会うことのなかった姉たちや義母、久しぶりに再会した父、清志(永瀬正敏)との幸せそうな家族写真など、たまえが現世を離れて体験する三ツ瀬での初めての”家族“の時間や街の人々との穏やかな暮らしぶりが収められている。
はたして“三ツ瀬”とはなにか、そして天間荘の真の役割とは…。そして刻々と「決断の時」が近付くなか、たまえはどんな決断をするのか。生と死や人々とのつながりを観る者の心に問いかける本作を、是非とも劇場で味わってほしい。
文/久保田 和馬
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