口を開けば王室非難と自己PRのメーガン妃に米国人もうんざり?故マンデラ元大統領の孫も猛反発

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口を開けば王室非難と自己PRのメーガン妃に米国人もうんざり?故マンデラ元大統領の孫も猛反発

故ダイアナ妃が自動車事故で悲運の死を遂げてから25年となる今週、メーガン妃が「The Cut」誌のインタビューで英王室を批判し、さすがに懐の深いアメリカ人も辟易した様子。「エリザベス女王からもらった称号を使って、未だに英国批判は見苦しい」「口を開けば悪口ばかりの恥知らず」「アメリカで新しい生活に満足しているのならそれでいいはず」「お金欲しさのPR」といったSNS上の声などを「Daily Mail」が伝えている。

また、白人のヘンリー王子と結婚した自分と、人種隔離政策と闘ったことで国家反逆の罪を着せられ、27年間にわたって獄中生活を強いられた南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領を比較したことで「一体自分を誰だと思っているの?」という声が寄せられているが、たまりかねたマンデラ元大統領の孫の1人が「Daily Mail」に対し、独占で異を唱えた。

【写真を見る】メーガン妃の発言に批判続出!ネルソン・マンデラ国際デーのイベントに出席した際のヘンリー王子夫妻
【写真を見る】メーガン妃の発言に批判続出!ネルソン・マンデラ国際デーのイベントに出席した際のヘンリー王子夫妻[c]SPLASH/AFLO

ことの発端はメーガン妃がインタビューの中で、『ライオン・キング』(19)のプレミアに出席した際に、南アフリカ出身のキャストに言葉をかけられ、「彼は私のことをまるで光を見るような眼差しで見つめながら、『このことだけはあなたに知っておいてもらいたい。あなたがロイヤルファミリーと結婚した時、私たちはマンデラが刑務所から釈放された時と同じように、通りで喜びを分かち合ったんです』と言った」と語っているもの。



これについて、マンデラ元大統領の孫である男性は驚きを隠せない様子で、「祖父の釈放は、南アフリカでの60年にわたる残虐なアパルトヘイトと350年の植民地支配に打ち勝った象徴だ。彼女が白人王子と結婚したこととはわけが違って、重要で深刻な理由がある。誰かの結婚と同一視されるものではない」と一蹴。

故ネルソン・マンデラ元大統領
故ネルソン・マンデラ元大統領[cEVERETT/AFLO

それもそのはずで、若いころからアパルトヘイト撤廃に尽力し終身刑を受けたマンデラ元大統領は、1990年に釈放されたのちも当時の大統領と共に再び同活動を続け、1993年に2人でノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初となる、全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任したという、稀有な人物だ。

7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーのイベントでスピーチを披露したヘンリー王子
7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーのイベントでスピーチを披露したヘンリー王子[c]SPLASH/AFLO

ヘンリー王子夫妻は今年7月、ニューヨークの国連本部で開催されたネルソン・マンデラ国際デーの祝賀イベントに出席し、へンリー王子がスピーチを行うなどマンデラ元大統領へのリスペクトを示していたが、今回の一件で、南アフリカからも猛反発のツイートが。「#VoetsekMeghan」(Voetsekは、アフリカーンス語で「消え失せろ」「あっちへ行け」という意味)のハッシュタグで、「自分とマンデラを比較するとは、なんて尊大で傲慢なんでしょう」「あなたの思い違いと傲慢さは、南アフリカへの侮辱行為」「あなたたちの結婚式の時、通りで喜びを分かち合っている人などいなかった」とバッサリ。南アフリカ出身の俳優仲間たちは実際にハリウッドの通りで喜びを分かち合ったのかもしれないが、リップサービスも加わった賛辞を真に受け、わざわざ雑誌のインタビューで答えたことは、改めてメーガン妃の人としての資質を問われることになったようだ。

文/JUNKO

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