『ONE PIECE FILM RED』が6週連続No.1!動員1000万人の大台まで秒読みに
9月10日と9月11日の全国映画動員ランキングが発表。圧倒的な興行成績で今年の夏休みの主役を飾った『ONE PIECE FILM RED』(公開中)の勢いは、9月に入ってもまだまだ持続中。今週も2位以下に大きな差をつけて6週連続ナンバーワンを獲得した。
『ONE PIECE FILM RED』がついに『劇場版 呪術廻戦0』超え!
今週の動員ランキングは『ONE PIECE FILM RED』が土日2日間で観客動員35万5000人、興行収入4億9400万円を記録。累計成績では動員994万人と、1000万人の大台突破まで秒読み段階に。また興行収入は138億円を突破し、『劇場版 呪術廻戦0』(21)を上回り一気に歴代興収ランキングの14位まで浮上した。
いよいよ次週末の9月17日(土)からは第4弾入場者プレゼントとなる「『ONE PIECE』コミックス -巻四十億“RED”-」のアンコール配布がスタート。シルバーウィークに突入することもあり、さらなる記録更新はまちがいないだろう。
「HiGH&LOW」最新作が2位に!邦画2作品が好調なスタート
2位に初登場を果たしたのはシリーズ累計動員556万人、興収78億円を突破する人気バトルアクションシリーズ「HiGH&LOW」と、高橋ヒロシの伝説的不良漫画のクロスオーバー第2弾『HiGH&LOW THE WORST X』(公開中)。土日2日間で動員10万7000人、興収1億5000万円を記録し、初日やイベント上映などを含んだ累計成績では動員17万6000人、興収2億6900万円となっている。
また5位には、『モテキ』(11)や『君の名は。』(16)などのヒット作を生みだしてきた映画プロデューサーの川村元気が自らメガホンをとって自身の小説を映画化した『百花』(公開中)がランクイン。記憶を失っていく母と向き合う息子を菅田将暉が演じ、すべてを忘れていくなかでさまざまな時代の記憶を交錯させていく母を原田美枝子が演じている。
前週2位スタートを飾った『ブレット・トレイン』(公開中)はワンランクダウンして3位となり、累計成績では動員54万9000人、興収7億9400万円に。前週7位に初登場した『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』(公開中)は4位に急浮上。
また、公開16週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』(公開中)は累計動員775万人に迫り、興収は123億円を突破。7位の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(公開中)は累計動員400万人、興収60億円間近となり、10位の『キングダム2 遥かなる大地へ』(公開中)も累計動員350万人、興収50億円に迫っている。
以下は、1~10位までのランキング。(9月10日・11日)
1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『HiGH&LOW THE WORST X』
3位『ブレット・トレイン』
4位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
5位『百花』
6位『トップガン マーヴェリック』
7位『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
8位『アキラとあきら』
9位『ミニオンズ フィーバー』
10位『キングダム2 遥かなる大地へ』
今週末は東野圭吾のベストセラーを福山雅治主演で映画化した「ガリレオ」シリーズの最新作『沈黙のパレード』(9月16日公開)、岡田准一主演のクライム・エンタテインメント『ヘルドッグス』(9月16日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬