エリザベス女王の訃報を聞いた4歳のルイ王子、大人にかけた温かい言葉とは?
アデレード・コテージに転居したウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、7日に、翌日から新学期を迎えるジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子と共に、ランブルック・スクールを訪問。校長との対面やオリエンテーションを行うなど新生活の始まりの日だったが、ウィリアム皇太子は、8日、自宅からエリザベス女王が眠るスコットランドのバルモラル城に飛び、10日にはロンドンのセントジェームズ宮殿で開かれた、王位継承評議会による父チャールズ国王の即位式に出席。その夕方には、キャサリン皇太子妃と共に、献花に訪れた大勢の弔問者が待つウィンザー城のロングウォークに姿を現した。
両親の多忙さに加えて、メディアはエリザベス女王の国葬や英王室関連のニュース一色、国中で半旗を掲げ、街中の宣伝用掲示板やバスの掲示板などもエリザベス女王に置き換えられるなど、一般人の子どもたちでも何かしら英国に異変があったことが伝わっているはずだが、両親からエリザベス女王の死を知らされた際の、ルイ王子の反応が明らかになった。
ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻がウィンザー城のロングウォークを歩きながら弔問者と対面した際に、そのなかにいた1人、バニタ・ラナウ(28)は、キャサリン皇太子妃が隣の子どもたちに、ルイ王子が女王の死について語ったことを聞いたという。その話は「Daily Mail」などが報じたもので、エリザベス女王の死を告げるとルイ王子は、「少なくとも、ひいおばあちゃんは、いま、ひいおじいちゃんと一緒なんだね」と答えたという。
6月のプラチナ・ジュビリーのイベントでの、バッキンガム宮殿のバルコニー上でのお茶目な様子やエリザベス女王との会話が話題になったルイ王子だが、学校のオリエンテーションに現れた際にも、同じ状況で当時は照れくさそうにしていたジョージ王子、ポニーテールを手で振り回して緊張している様子を見せていたシャーロット王女が両親にすがっていた様子とは違って、校長先生の目をしっかりと見据えた様や、手をつなごうとするウィリアム皇太子の手を振りほどくなどの振る舞いは、威風堂々たるもの。
「The Sun」などが、「兄姉と違って、注目を浴びるのが好きなようだ」と伝えていたが、エリザベス女王の死を告げられた際のリアクションには、「兄姉の影響もあってか、ルイ王子は実は大人」「なんか悟っている感じ」「明るく賢く、前向きな捉え方がすごい」といった驚きの声も寄せられている。
文/JUNKO