『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』日本公開決定!ネコへの愛満ちあふれた場面写真が解禁
ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が12月1日(木)より公開されることが決定。あわせて場面写真8点が解禁となった。
本作は19世紀末から20世紀にかけてイギリスで大人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの半生を綴る伝記。監督は、俳優としても活躍し英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされ、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。また、英国貴族のエレガントな衣装を、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』(08)で受賞したマイケル・オコナーが手掛けている。
また、カンバーバッチが主人公のウェインを演じるほか、ルイスの妻のエミリーには、『ファースト・マン』(18)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。そして、もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコたち。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目を釘付けにしている。
また、共演にも『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』(11)のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』(16)で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並び、『ジョジョ・ラビット』(19)のタイカ・ワイティティと、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で顔を出しているという。さらに、『女王陛下のお気に入り』(18)でオスカーに輝いた英国の至宝オリヴィア・コールマンが、ウェインの精神の核心を語るナレーションを務めている。
このたび解禁されたのは、ネコを擬人化したイラストで一世を風靡したウェインと、彼との結婚後、末期がんを宣告される妹の家庭教師エミリー(フォイ)、そして彼女とともに飼い始めたピーターの3ショットや、ウェインによって描かれた多数のネコのイラストを含む場面写真。夫婦が暮らす田舎の様子や、二足歩行で立ち、人間のように振る舞うネコのイラストなども捉えられているほか、ティーパーティーに参加しているエミリーや、花のようなイラストを描いているウェインの姿も。
日本が誇る文豪夏目漱石にインスピレーションを与え、SFの巨匠H・G・ウェルズからも、「ルイス・ウェインは独自のネコを発明した」と絶賛された稀代のアーティスト。一体そんな絵を残したルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?ネコを描き始めたきっかけと理由とは?本作のさらなる続報に期待したい。
文/サンクレイオ翼