ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』婚約当時の様子を切り取る本編映像が公開

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ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』婚約当時の様子を切り取る本編映像が公開

ダイアナ元妃の人生をたどる世界初のドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』(9月30日公開)より、19歳の婚約当時のダイアナの声を収めた映像が解禁。また、今月30日の公開に先駆けて、スペシャルゲストのトーク付き先行上映券が発売開始となった。

ダイアナ妃の人生、そして悲劇的な死については過去にも何度も語られてきたが、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートを果たした経験を持つ、気鋭のドキュメンタリー作家エド・パーキンズ監督が手掛ける本作。1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から、世界中が悲しみに暮れた突然の死までの16年間が、当時のニュース番組の映像やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像をつなぎ合わせて語られていく。

エリザベス女王の葬儀を終え、いよいよ本格的に新体制で始動する英王室。73歳で即位となったチャールズ新国王と新王妃カミラ夫人の動向が連日ニュースで取りざたされているが、二人を語るにあたって避けては通れない話題というのがダイアナ妃にまつわる話だ。本作ではチャールズとの婚約が噂された19歳から、36歳で亡くなるまでの半生を映しだしており、海外で公開された際には「彼女が生きていたら…」と考えてしまったという感想も多くみられた。

そんな彼女が婚約当時、王妃となる未来をどう考えていたかが明らかとなる本編映像が到着。チャールズとダイアナが婚約を発表した時の様子が切り取られた映像の中で、二人は仲睦まじく手をつなぎながら取材を受ける。インタビュアーに積極的に答えるダイアナは、チャールズとの出会いを幸せそうに語り、また彼女の第一印象について聞かれたチャールズの「“なんて陽気で愛らしい16歳なんだ”と思った」という答えにはにかむ姿はティーンエージャーそのもの。しかし、インタビュアーから「保育士から皇太子妃になり、いつか王妃になることに気後れはしませんか?」とやや意地悪な質問が飛ぶと彼女の顔から一瞬笑顔が消えるが、すぐさま「そうですね、目まぐるしい6カ月でした。でもチャールズが隣にいれば安心です」と笑う。しかしカメラはその後真顔に戻るダイアナの姿をとらえていた。

スペシャルゲストのトーク付き先行上映は9月28日(水)に開催。美容家のIKKO、女優のMEGUMIが上映前に登壇し、ほかでは聞けないトークを繰り広げる。


単純に、「ダイアナはどんな人間だったのか?」という点に集中しても十分楽しめる本作だが、少し視点を変えて「ダイアナの真意はどこにあったのか?」という問いかけをもち、広い視野で考えながら鑑賞したい。

文/サンクレイオ翼


■『プリンセス・ダイアナ』スペシャルゲストのトーク付き先行上映
日時:9月28日(水) 19:00開演/トークイベント終了後、本編上映スタート
劇場:TOHO シネマズ日比谷
登壇者:IKKO(美容家)、MEGUMI(女優)、MC:奥浜レイラ
料金:全席指定2,100円
購入方法:
[チケットぴあ一般販売]
販売期間:9月22日(木)10:00〜9月27日(火)16:00まで
URL:w.pia.jp/t/diana-movie
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