シャーロット王女、エリザベス女王から贈られたブローチを身に着け、自らの意思で国葬へ

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シャーロット王女、エリザベス女王から贈られたブローチを身に着け、自らの意思で国葬へ

現地時間の19日、ウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が営まれた。8日に亡くなって以来喪に服していたロイヤルファミリーだが、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子は通常通り登校。19日はバンク・ホリデー(国民の休日)でもあり、ジョージ王子とシャーロット王女も国葬に出席した。

しっかりとした面持ちで国葬に参加されたジョージ王子とシャーロット王女
しっかりとした面持ちで国葬に参加されたジョージ王子とシャーロット王女[c]SPLASH/AFLO

「Hello!」などによれば、この日シャーロット王女が着ていたのは、スペインブランドの黒いアンカルのコート。帽子と左胸に輝くダイヤモンドのブローチも初お披露目となった。この馬蹄のブローチは、エリザベス女王から贈られたもので、馬好きで知られる女王ならではのチョイスだが、幼少時代から女王と瓜二つと言われているシャーロット王女も馬好きで知られている。

【写真を見る】馬好きのエリザベス女王から贈られたブローチを身に着け、国葬に参加されたシャーロット王女
【写真を見る】馬好きのエリザベス女王から贈られたブローチを身に着け、国葬に参加されたシャーロット王女[c]SPLASH/AFLO

女王に敬意を表しているものの、初お披露目が愛する曾祖母の国葬となってしまったシャーロット王女。しっかり振る舞ってはいたが、帽子から覗くロングヘアをしきりに触る様子や、感極まって目を手で押さえるシーンも見受けられた。


ケヴィン・フレイザーの話として「ET」が報じたところによれば、王位継承第2位のジョージ王子と3位のシャーロット王女は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃との話し合いで、最終的には自身の判断で国葬に出席することを決めたという。

ジョージ王子とシャーロット王女
ジョージ王子とシャーロット王女[c]SPLASH/AFLO

ウェストミンスター寺院の前では、シャーロット王女が、ソフィー妃が棺に向かってカーテシーをしているのを横目に急いでカーテシーをする様子なども捉えられているが、なかでも注目を浴びたのは、シャーロット王女のしっかり者ぶりだ。ウェリントン・アーチ近辺で、大砲台で運ばれた女王の棺を霊きゅう車に乗せ換えるセレモニーに立ち会った2人だが、目の前を棺が通った際に、シャーロット王女は隣のジョージ王子になにやら指差しで説明している動画が投稿されている。どうやら(寺院ではやっていたが)今回はジョージ王子が頭を下げる雰囲気がなかったため、棺を前にしたら頭を下げなければならない旨を説明したようす。プラチナ・ジュビリーでは、馬車の上でひっきりなしに手を振るルイ王子を諭す姿を見せていたが、弟だけでなく兄にも注意できるしっかり者のようだ。

車で移動中のジョージ王子とシャーロット王女
車で移動中のジョージ王子とシャーロット王女[c]SPLASH/AFLO

しかし一方で、自らが最初に降りた移動の車で、カミラ王妃、キャサリン皇太子妃の順番に出てきたあと、キャサリン皇太子妃がシャーロット王女の肩を押して促したにも関わらず、くるりと一回転して車から降りてくる兄を気遣う様子なども捉えられており、「エリザベス女王が妹の故マーガレット王女に、またチャールズ国王が妹のアン王女に助けられてきたように、今回のことで、シャーロット王女はしっかりと未来の国王ジョージ王子と支え合い、助け合って成長していく姿が見えてきた」と、ロイヤル専門家のケイティ・ニコールが「Daily mail」などに語っている。

文/JUNKO

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