高橋広樹、三石琴乃、田村真ら参加!『アムステルダム』豪華日本版声優決定
『ザ・ファイター』(11)、『世界にひとつのプレイブック』(13)、『アメリカン・ハッスル』(14)などで知られるデヴィッド・O・ラッセル監督、7年ぶりの新作『アムステルダム』(10月28日公開)。同作の日本版声優に高橋広樹、三石琴乃、田村真、佐々木勝彦、三上哲という豪華キャストが決定した。
本作は1930年代のニューヨークが舞台。オランダのアムステルダムで出会った3人が、ある殺人事件に巻き込まれて容疑者になってしまう。濡れ衣を晴らすために、「なにがあっても守り合う」と誓いあった親友3人組は事件の真相に迫っていくなか、“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”へと巻き込まれていく。
日本版声優には、アニメ作品やハリウッド大作、映画やドラマなどで活躍するベテラン声優陣が集結。親友3人組のクリスチャン・ベール演じるバート役に「テニスの王子様」などの高橋、マーゴット・ロビー演じるヴァレリー役に「美少女戦士セーラームーン」などの三石、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じるハロルド役に『ブラックパンサー』(18)などの田村が決定した。
高橋は「クリスチャン・ベールの役作りの繊細さに酔いしれ、バートというキャラクターの楽観主義でありながら芯の強さを持つ人物像に触れ、吹替収録自体非常に楽しくやらせていただきました」とコメント。三石は「戦争により価値観も何もかも混沌とした時代でも、自分の“愛するもの”を求め力強く生きるヴァレリーの言葉に胸を打たれました。大人になると忘れてしまう命の輝き、友情、青春、愛するものが本作には詰まっています」と本作の魅力を語り、田村は「登場人物達がまあよく喋ります。会話の応酬の中から重要な情報を見逃すまいと必死に台本の台詞を追いました。(なので吹き替え版お勧めです!)」とアピールしている。
さらに、ロバート・デ・ニーロ演じるギル役として『大いなる遺産』(98)などこれまでもデ・ニーロの吹き替えを担当している佐々木、ラミ・マレック演じるトム役として『ドクター・ストレンジ』(16)などの三上が参加。その他にも、アニャ・テイラー=ジョイ演じるリビー役を豊崎愛生、ゾーイ・サルダナ演じるイルマ役を木村涼香、アンドレア・ライズボロー演じるベアトリス役を加藤美佐、クリス・ロック演じるミルトン役を細川祥央、マイケル・シャノン演じるヘンリー役を谷昌樹、マイク・マイヤーズ演じるポール役を多田野曜平、マティアス・スーナールツ演じるゲトワイラー刑事役を斉藤次郎、アレッサンドロ・ニヴォラ演じるヒルツ刑事役を赤坂柾之、テイラー・スウィフト演じるリズ役を岸本望が務める。
世界を揺るがした衝撃的な史実とフィクションを見事に融合させた、愛と友情のクライム・ストーリーとなる本作。豪華キャストにふさわしい名だたる声優陣が彩る吹替版に期待が高まる。
文/入江奈々
※記事初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。