アナキン・スカイウォーカー役から20年!ヘイデン・クリステンセン、サターン賞受賞でキャリア復活の兆し
2002年に『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でアナキン・スカイウォーカー役に抜擢され、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)でもダークサイドに堕ちるアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンが、カリフォルニアのバーバンクで開催されたサターン賞の授賞式に出席した。
サターン賞は、映画界の主要な賞にノミネートされにくい、映画やテレビドラマなどの優秀なSFやファンタジー、ホラー作品に贈られる。クリステンセンは、2022年配信のテレビドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で再びアナキンを演じ、最優秀ゲスト・パフォーマンス賞を受賞した。
「Daily Mail」などには、シンプルなシャツとスーツ姿のクリステンセンが、ダース・ベイダーのコスプレと共にガッツポーズをとっている様子、同賞の公式Twitterにはトロフィーを手にしたクリステンセンの写真などが掲載されている。
久しぶりにクリステンセンを見た人たちからは、「あの頃は爽やかでハンサムだったので、変わりように驚いた」「すっかり老け込んじゃってショック」「映画でもほとんど見かけないし、大変な人生を送ってきた感じ?」といった声もある一方で、「20年も経てば仕方ない」「メンテなしで自然」「瞳はあの頃のヘイデンのまま」といった声も寄せられている。
アナキンに抜擢されたころのクリステンセンは、パドメ・アミダラを演じたナタリー・ポートマンと交際するなど熱視線を浴びていたが、「スター・ウォーズ」シリーズ2作品でゴールデン・ラズベリー賞の最低助演男優賞を受賞。その後は映画界での大きな活躍が見られなくなっていた。また私生活では、2008年12月に『ジャンパー』(08)で共演したレイチェル・ビルソンと婚約するが、2010年に婚約を解消。復縁後の2014年10月に女の子が誕生したが、2017年に破局するなど、私生活もキャリアも順風満帆とは程遠い印象があった。
それでも、サターン賞の授賞式では、会場の外で待ち受けていたファンからサインを求められるなどの人気ぶり。11月25日(金)から11月27日(日)にわたって開催される東京コミコン2022にも、ゲストとして来日することが決定している。
文/JUNKO