トム・ハンクスが“町一番の嫌われ者”に!?世界的ベストセラーを映画化『オットーという男』日本公開決定

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トム・ハンクスが“町一番の嫌われ者”に!?世界的ベストセラーを映画化『オットーという男』日本公開決定

第89回アカデミー賞で外国語映画賞とメイキャップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』(15)の原作となった世界的ベストセラー小説を、名優トム・ハンクス主演で再映画化した『オットーという男』が3月10日(金)より日本公開決定。このたび予告映像と日本版ポスターが解禁された。

【写真を見る】迷惑一家の出現で人生が一変!仏頂面のトム・ハンクスが抱える孤独に涙する…
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町一番の嫌われ者で、いつもご機嫌斜め。曲がったことが大嫌いで、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人を説教し、挨拶されても仏頂面で野良ネコには八つ当たりをする面倒で近寄りがたい男オットー。実は彼は最愛の妻に先立たれ、仕事もなくして孤独を抱え、自らの人生にピリオドを打とうとしていた。しかし向かいの家に迷惑な一家が引っ越してきたことで、オットーの人生は一変していくことになる。

このたび解禁された予告映像では、ご近所の住人たちへ腹を立てて常に眉間にシワを寄せているオットーの姿が描かれていく。しかしそんな不機嫌な姿の裏には、亡くなった最愛の妻を忘れられない純粋な想いが。向かいに越してきた一家のお節介奥さんマリソルに「孤独のまま生きるの?ダメよ。間違ってる」と諭されるオットー。彼がこの出会いを通じてどのように変化していくのか、期待が高まる映像に仕上がっている。


妻のリタ・ウィルソンとともに自らプロデューサーも務め、パブリックイメージとは真逆の“嫌われ者”を演じ抜いたハンクス。ユーモアあり、涙ありで描かれる、孤独な男の“生きる希望”を見つけていく物語に、きっと誰もが心をわしづかみにされることだろう。

文/久保田 和馬

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