“麦わらの一味”がロングランヒット達成で大喜び!『ONE PIECE FILM RED』フィナーレ大宴開催
1月28日、丸の内TOEIにて、映画『ONE PIECE FILM RED』の舞台挨拶イベント「フィナーレ大宴」が開催され、田中真弓、中井和哉、岡村朋美、山口勝平、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、宝亀克寿、名塚佳織が登壇した。
本作は、尾田栄一郎の漫画「ONE PIECE」の劇場版15作目、尾田が監修を務めるフィルムシリーズとしては『ONE PIECE FILM GOLD』(16)に続く4作目となる。監督は、「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューを果たした谷口悟朗。脚本は『ONE PIECE FILM GOLD』の黒岩勉が務めた。また、物語のキーパーソンとなる歌姫ウタの声を声優の名塚佳織が、歌唱を歌手のAdoが担当している。
2022年8月6日の公開から157日間で興行収入が190億円を突破した本作は、1月29日をもって遂に終映を迎える。フィナーレを飾るこのイベントに登壇したのは、麦わらの一味を演じる豪華声優陣。そして、ウタ役の名塚佳織も登場し、本作を振り返るフリップトークなどを行った。
名塚は、上映解禁時からいまに至るまでで「記憶に残っていること」として、歌番組やイベントで全6公演開催した「UTA TV LIVE TOUR」を挙げ、「映画を飛び出していろんなことをさせていただいて。いろんなところでウタを応援していただいて、すごくうれしかったです」と感謝。
また、ロビン役の山口は「私は作品を5回観たんですね。最初は普通の劇場で、次はIMAXで観て。枠がない画面で、本当にライブを観られたような感覚で感動して。そしたらDolby Atmosってなんだろうってなって。で、行ってみましたら、またそれが音がいいんですね!入り込んでしまって。また、本当にウタのライブに行っているようで感動しました!」と、矢継ぎ早にコメント。
続けて「4回目は本作の声優陣の中で女子会をして、(料金の高いシートのある映画館で)セレブ気分を味わって。あんな幸せな日はないというくらいの忘れられない思い出。上映1時間前くらいから待ち合わせして、お酒が飲めるところだったので、ちょっと1杯と言いながら…。飲んでフラ~ッとなりながら、VIPなソファーのシートに座ったら気持ちよくなってしまって(笑)。そしたら…。ご想像におまかせいたします。アハハ!目が覚めたら、すごいシーンだったんです」と、“最高の思い出”を熱弁すると、MCから「目が覚めたらって言いましたね!」と、上映中に寝ていたことを指摘され、会場は大きな笑いに包まれた。
さらに、本作が約半年ものロングランとなったことについて、田中は「こんなことは人生の中で初めて!アニメ映画の中でも最長?」と、興奮しながら喜びのコメント。ブルック役のチョーは「次のアニメ映画でプレッシャーになりますよ」と同調していた。
取材・文/平井あゆみ