11月3日は「ビデオの日」、2017年はキャンペーンが盛りだくさん!
ビデオソフト市場活性化キャンペーンということで、2016年に制定された11月3日の「ビデオの日」。2回目となる2017年度のキャンペーン概要の説明会が6月16日にJVA会議室で開催された。東宝の代表取締役社長である島谷能成会長が「各社さんが積極的に参加してくださった」と昨年のキャンペーンの手応えを語った。
島谷会長は「我々は一石を投じたつもりでしたが、JVAの各社さんだけではなく、レンタル市場のみなさん、セルアカウントのみなさん全員が、同じ石を投げてくださった。この業界を上げてのキャンペーンが続くかどうかは2年目にかかっています」と力強く訴えかけた。
2017年度は、劇場フリーペーパーを利用した年間プロモーションに力を入れ、抽選で選ばれた消費者が参加できる「ビデオの日」業界体験プレゼント(内容は現在調整中)、初のブルーレイ作品の打ち出し、リアルショップを対象としたディスプレーコンテストなどを展開していく。
レンタルのキャンペーン企画では、昨年11月3日当日の貸し出し数は2倍、来店客数は1.5倍、売り上げ1.3倍という一定の効果を見せた。ただ、反省点としては1日限りの企画だったため、効果が限定的だったので、今年は年間を通じて持続可能なプロモーションを行っていく。また、「プレミアムフライデー」とも絡めた展開をしていく予定であり、今後のキャンペーン内容にも注目していきたい。【取材・文/山崎伸子】
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