鬼舞辻無惨&上弦の鬼キャストが初めて勢ぞろい!『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」』舞台挨拶で鬼殺隊キャストにエール

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鬼舞辻無惨&上弦の鬼キャストが初めて勢ぞろい!『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」』舞台挨拶で鬼殺隊キャストにエール

「鬼滅の刃」のテレビアニメ新シリーズ「刀鍛冶の里編」の放送開始に先駆け、「遊郭編」のクライマックスと「刀鍛冶の里編」第1話を劇場上映する『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(公開中)。本作の舞台挨拶が2月12日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、“鬼”役の声優キャストが初めて一堂に会した。

登壇したのは鬼舞辻無惨役の関俊彦を筆頭に、上弦の壱・黒死牟役の置鮎龍太郎、上弦の弐・童磨役の宮野真守、上弦の参・猗窩座役の石田彰、上弦の肆・半天狗役の古川登志夫、上弦の伍・玉壺役の鳥海浩輔、上弦の陸・堕姫役の沢城みゆき、妓夫太郎役の逢坂良太の8名。“鬼”を演じたキャストだけの舞台挨拶に関は「スタジオの収録の現場でも上弦の鬼がこうして勢ぞろいするような機会は叶わなかったので、貴重な機会をいただいて嬉しく思っております」と喜びのコメント。

上弦の陸・堕姫役の沢城みゆき「逢坂くんに堕姫を作ってもらった」
上弦の陸・堕姫役の沢城みゆき「逢坂くんに堕姫を作ってもらった」[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

そしてそれぞれが、演じたキャラクターへの想いやアフレコ時の舞台裏、本作の見どころなどについてトークを進めていく。沢城は「お兄ちゃん(妓夫太郎)が出てきてから役の芯がはっきりわかったような感覚があって、逢坂くんに堕姫を作ってもらったような感じがしています」と語り、逢坂は「最初の登場をどういう風にやろうかなと考えて、得体の知れないやつで、本当に強いのかわからないかつ妹(堕姫)が大好きなんだなということを伝えたいなと思いました」と振り返る。

また石田は、無限城に集められた上弦の鬼たちのやりとりのシーンについて「上弦の鬼が集うと一人だけ怒りが空回りしている感じがした」と明かし、童磨を演じた宮野と絶妙な掛け合いを披露。さらに鳥海は「いろいろな面を見せてもいいキャラクターで、演じる方としては非常にやりがいがあった」、古川は「常に鬼のなかにある人間、人間のなかにある鬼を意識していました」と振り返り、置鮎は「スタッフさんの意気込みと演者のみなさんのパワーを、観てくださる皆さんにも感じてほしい」と語った。

上弦の弐・童磨役の宮野真守は「煽りますね、猗窩座をね」と茶目っ気たっぷり
上弦の弐・童磨役の宮野真守は「煽りますね、猗窩座をね」と茶目っ気たっぷり[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


日本を皮切りに、今後世界各地でのワールドツアー舞台挨拶が開幕し、95の国と地域での上映も控えている本作。「日本のアニメは世界中から高い評価を受けていますが、今回のようにひとつの作品として世界に発信することができるのは本当にすごいこと」と、「鬼滅の刃」の世界規模の人気に感動する関。「ぜひ作品を世界中に広めていただいて、日本のアニメのビッグタイトルとして知らしめていただければなと思います」と、来週からワールドツアーへと向かう鬼殺隊キャストにエールを送っていた。

※鬼舞辻の「辻」の部首は「いってんしんにょう」が正式表記

文/久保田 和馬

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