『シン・ウルトラマン』擬人化ゼットンから、レオタード姿の綾波レイまで!美麗コスプレイヤー20選
世界最大規模のガレージキットの祭典として知られる「ワンダーフェスティバル(略称:ワンフェス)」。その最新回に当たる「ワンダーフェスティバル2023[冬]」が、2月12日に幕張メッセにて開催された。当日の盛り上がりを、会場で見つけたハイレベルなコスプレイヤーたちの写真とともにリポート形式で紹介しよう。
そもそも「ワンフェス」とは、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる大型イベントで、1984年にプレイベントが初開催。そこから徐々に規模が拡大していき、近年では大手企業も続々と参入するように。
この度の「ワンフェス2023[冬]」では、ここでしか買えない限定グッズの販売や人気声優によるステージ企画に加え、「機動警察パトレイバー」のデッキアップイベントも実施。実物大98式AVイングラムが展示され、こちらも好評を博していた。
一方、屋外の開放的なスペースにはコスプレエリアが設けられ、こちらには大勢のコスプレイヤー&カメラマンが集結。「ワンフェス」の主旨に合わせて“衣装や装飾品の造形”にこだわっていたコスプレイヤーが多く、取材を依頼したところ、多彩なポーズで写真撮影に応じてくれた。
そんなレイヤー陣の衣装をジャンル別に見てみると、アニメやゲームに加え、映画作品のコスプレ率が高く、『シン・ウルトラマン』(22)に登場するゼットンの擬人化コスプレをはじめ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(21)のアヤナミレイ(仮称)&式波・アスカ・ラングレー、「バットマン」シリーズのポイズン・アイビーなど、多彩なキャラクターが勢ぞろい。
ほかにも、2022年に劇場版が公開された人気アニメ「転生したらスライムだった件」のリムル=テンペストや、アニメ制作会社ガイナックスの母体となった、自主映画の同人制作集団「DAICON FILM(ダイコンフィルム)」が手掛けた作品に登場するバニーガールなど、こだわりの光るコスプレで参加していたコスプレイヤーも多く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのも印象的だった。
こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2023[冬]」に続き、「AnimeJapan 2023」(3月25日・26日に東京ビッグサイトで開催)や「ニコニコ超会議2023」(4月29日・30日に幕張メッセで開催)など、コスプレが楽しめる大型イベントは今後も多数控えていて、いずれも盛り上がることが予想される。
はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のアニメ、映画、コミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
取材・文/ソムタム田井