土屋アンナ、小関裕太演じる“ネコかぶり”なワンコを絶賛!「かわいくて家に置いておきたい」

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土屋アンナ、小関裕太演じる“ネコかぶり”なワンコを絶賛!「かわいくて家に置いておきたい」

映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』(3月17日公開)の猫の日ジャパンプレミアが22日、TOHOシネマズ日比谷にて開催され、キティ・フワフワーテ役の土屋アンナ、ゴルディ役の中川翔子、ワンコ役の小関裕太、ベイビー・ベア役の木村昴ら日本語吹き替え声優陣が登壇した。主人公プスの声を担当した山本耕史は、新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当する可能性があるため欠席。代役で「楽しんでにゃん」のメッセージ入りのパネルが登壇し、猫の日のスペシャルイベントを盛り上げた。

着ぐるみプスにネコ語でトークする場面も!
着ぐるみプスにネコ語でトークする場面も!

第95回アカデミー賞長編アニメ映画賞部門ノミネートの本作で描かれるのは、9つあった命が残り1つとなってしまった伝説(レジェンド)ネコのプスが、どんな願いも叶う「願い星」を求め、“うっかり死ねない旅”に出る冒険の物語。プスの元カノ、ネコのキティを演じた土屋はオファーを振り返り、「かわいくて、かっこいい役。めっちゃうれしい!やる!」と即答したそう。主人公プスは「溺愛している愛猫のメポとそっくり」と話した中川が「母ちゃん、アニメのアフレコで(CIAO)ちゅ〜る代稼いでくるからね」と伝え、吹き替えに挑んだと明かすと会場は笑い声と拍手に包まれた。

「かわいくてかっこいい役!」と笑顔
「かわいくてかっこいい役!」と笑顔

ネコに変装したイヌ、ワンコの声を担当した小関のお気に入りキャラは、土屋が演じたキティ。「サバサバしていてクールだけど、だんだん愛情深い部分が見えてきて感動しました」と微笑む小関に土屋は「ワンコはめっちゃグッとくる!すごくかわいくて家に置いておきたい」とお互いが演じたキャラのお気に入りポイントを伝え合った。プスも大好きだと目を輝かせた土屋は「自由気ままに生きていて、楽しいことだけをやっているように見えるけれど、すごく人間臭いというか、猫臭いというのかな。そんなところが好きです」と魅力を解説した。

ネコ顔がプリントされたネコまみれなワンピースで登場した中川翔子
ネコ顔がプリントされたネコまみれなワンピースで登場した中川翔子

中川もプスがお気に入りで「殿堂入りです!」と愛が爆発。劇中でプスが訪れる保護猫ホームの主、ママ・ルナが理想だと話し、「あんな風にたくさんのネコを幸せにするおばあちゃんになりたいです。すでに“中野のネコババア”になってるんですけど(笑)」と照れた様子で語り、「いつか無人島を飼って、“中川ネコアイランド”をこしらえたいです」と野望を明かした。木村のお気に入りはプスを狙う賞金稼ぎのウルフ(声:津田健次郎)。「まず、声がいいです。最初はちょっと怖いかもしれないけれど、味のあるいい役です!」とニコニコ。中川も「めっちゃイケボ、惚れちゃう!」と納得といった様子で大きくうなずいていた。

【写真を見る】「回し上手!」とトークスキルを褒められていた木村昴
【写真を見る】「回し上手!」とトークスキルを褒められていた木村昴

土屋は6匹、中川は8匹、木村は1匹のネコを飼っている愛猫家。劇中に登場する“ネコあるある”について土屋は「ミルクの飲み方」、木村は「危機を感じたときに毛が逆立つところ」と注目ポイントを挙げる。中川は本作に登場するネコの種類や毛並みの再現度に感動したそうで「ドリームワークスの本気が詰まっている!」と大絶賛。中川が憧れるママ・ルナが住む家、保護猫ホームのシーンに触れ、「この映画、登場ネコ数最多でギネスに申請できると思います」と興奮気味に話した。


犬を飼っていたことが役にいきたと話した小関裕太
犬を飼っていたことが役にいきたと話した小関裕太

本作で声優に初挑戦した小関が飼っているのは犬。「僕が演じたのはネコを被っているワンコ。ワンちゃんらしさは体に馴染んでいるので、やりやすかったです」とコメント。「ネコってツンとしているイメージがあって…。僕は恋愛とかでもツンとされるのが苦手なほう。デレデレ来て甘えてほしいので」とネコに触れてこなかった理由を説明。「最近は、近づいてきてくれると、認められたと感じてうれしくなって。カワイイって思えるようになりました」と目を細める小関に、すかさず木村が「はい、ネコ沼〜!」と認定すると、観客は大爆笑。ネコ派に流れたように見えた小関だったが、イベント内の「ネコ語でトーク」のコーナーでは、しっかりと自身の役どころと犬派を貫き「楽しかったワン!」と答えていた。

取材・文/タナカシノブ

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