実写版『ピーター・パン&ウェンディ』4月より配信開始、予告編&キービジュアルも解禁に
子どもたちの夢が詰まった不思議な島“ネバーランド”を舞台にした新たな物語『ピーター・パン&ウェンディ』が、4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信されることが決定。あわせて、本作のキービジュアル及び予告映像が初解禁となった。
「ピーター・パン」は、1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーが発表した戯曲および小説によって発表されて以降、映画やミュージカルそしてテーマパークのアトラクションとしても世界中で親しまれてきた。空を自由に飛べる少年ピーター・パンとロンドンに住む少女ウェンディら姉弟が不思議な国ネバーランドで冒険を繰り広げる物語で、なかでもアメリカでの公開から今年で70周年を迎えるディズニー・アニメーション『ピーター・パン』(53)は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の一作。大人なら誰しもが一度は経験したことがある、子どもの頃のかけがえのないひと時がフラッシュバックするようなファンタジー作品となっている。
実写版『ピーター・パン&ウェンディ』として新たに蘇る本作は、ピーター・パンとウェンディの2人が主人公に。キービジュアルでは、キリっとした表情でまっすぐ前を見据えたピーター・パンとウェンディ、そしてフック船長やティンカー・ベルの姿も確認できる。予告映像ではピーター・パンがウェンディやその弟たちと出会い、日常を飛び出してネバーランドに旅立っていく様子が、重厚感ある中にもファンタジックに描かれ、これから冒険が始まる高揚感満載の映像となっている。
本作でピーター・パン役を務めるのは、映画の主役初挑戦となるアレクサンダー・モロニー。ウェンディ役をこちらも映画初主演となる、女優ミラ・ジョボビッチと映画監督ポール・W・S・アンダーソンの娘エヴァー・アンダーソンが担当。ピーター・パンの宿敵フック船長を『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)や「シャーロック・ホームズ」などで知られるハリウッドの人気実力派俳優ジュード・ロウ。ピーター・パンの親友である妖精ティンカー・ベル役には、ドラマ「ブラッキッシュ」などのヤラ・シャヒディが名を連ねる。そのほか、ディズニーの名作ファンタジーの実写映画『ピートと秘密の友達』(16)や、ロバート・レッドフォード主演の『さらば愛しきアウトロー』(19)などで高い評価を獲得したデヴィッド・ロウリーが監督、そしてトビー・ハルブルックスと共に共同脚本を務める。
監督及び共同脚本を務めたデヴィッド・ロウリーは、「『ピーター・パン&ウェンディ』を制作するにあたり、私たちはJ.M.バリーの原作とウォルト・ディズニーのアニメーションの両方を尊重した映画を作ろうと思いました。私たちは誠実に、大きく開かれた心、そして冒険への壮大な憧れをもって制作に取り組みたかったのです。そして何百人もの素晴らしいアーティストが何年もかけてこの作品の映画化に携わってきました。観客のみなさんが彼らの作品を見て、この乗り物に乗るような体験を通し、新しい視点から永遠の物語を再発見してくれることを楽しみにしています」と語っている。
ディズニーが子どもたちや、子どもだったすべての大人たちに贈る、新たな夢とスリリングな冒険の物語『ピーター・パン&ウェンディ』。今年で創立100周年を迎えるディズニーの新たな物語を楽しみに待とう。
文/サンクレイオ翼